窮地で正しい決断をできるかどうか 創業社長とサラリーマン社長の胆力の違いなのか
おはようございます。
本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
週初めであった月曜日はいかがお過ごしになりましたでしょうか。
残念ながら、私は職場で自分の計画や思惑とは全く異なる状況に追い込まれてしまいました。
うまく対応できず、重い気分のまま帰途に就くことに。結果としていつもよりビールの量が多くなってしまったしだいです。体調不良が悪化している状況にありながら…。
暗い雰囲気の話で始まってしまいましたね。すみません。
今朝はフレッシュな気持ちになっています。これから巻き返していきたいと思います!
昨日は、事故品が世に出回っている可能性を知ったミーナが、周囲の協力を得て「全品回収」という行動を速やかに実行に移したことをお伝えしました。それが奏功し、この問題を最低限にとどめることができたのです。
事故品や損失の公表の遅れ、もしくは、それらの隠蔽の話は今でも世間を賑わせていますよね。
名だたる大企業の不正隠しのニュースには事欠きません。
得てして、ことを大きくしてしまうのは「公表する決断をしない」ことです。また、似て非なることかもしれませんが「公表しない決断をする」ということが問題を大きくしているのかもしれません。
この「決断」は会社のトップの責任の範疇ですよね。
あくまで個人的な印象ですが、サラリーマン社長よりも創業者社長の方が、このような窮地での決断に優れているような気がします。胆力があるとでもいいましょうか。
サラリーマン社長は自分がトップにいる間に問題を起こしたくないのでしょうか。
会社という組織の中で出世競争を勝ち抜き、ようやく登りつめた地位を揺るがせるような事態は避けたい。また、何年かすればその任期を終えることは分かっているので、それまで何とか逃げ切ろうと思うのかもしれません。
一方、創業社長は会社と一体です。会社が社長の存在そのものなのです。誰かに責任を押し付けることはできません。愛する会社=自分のために行動することができるのでしょう。
まあ、これは個人の性格によるところが大きいので一概にそうだと言うことはできません。
サラリーマン社長の中にも胆力を備え正しい決断をする人もいます。オーナー社長の中にはコンプライアンスのことなど考えない方もいるでしょうね。
ミーナは創業者ではなく創業家の3代目ですが、創業者の血を志を受け継いでいたのかもしれませんね。
また、彼女に「師匠」と呼べる方の存在があったことも見逃してはいけません。
多くの創業者の歩みを振り返ってみると、彼らを導き助けてくれる師匠や、信頼できる仲間や頼りになる同志、または彼らを諫めたりマイナス面をカバーする相棒がいる例は枚挙にいとまがありません。
一人で何でもできるわけではないのですね。
ミーナは、またもや困難を糧にすることができました。この窮地を成長へと転換させることに成功したのです。
明日に続けます。