「オペレッタ」という聞きなれない言葉 「オペラ」を体験しなければこの存在は知らなかった
こんばんは。
本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
本日はいかがお過ごしになりましたでしょうか。週末もそろそろ終わりを迎えますね。
それにしても新型コロナウイルスは気になりますね。日本での感染者が増え続けており、これから飛躍的に患者数が増大するとの報道も目にします。過度に気にしすぎるのはよくありませんが、無関心であることはさらに良くないでしょう。
私たちにできることは、当事者意識を持って備えを怠らないことだと思います。
さて、本題に入ります。
昨日は「オペレッタ」について触れました。
私にとっては聞きなれない言葉でしたが、なんとなく「オペラ」に関連するのであろうということは想像がつきました。
「オペレッタ」は19世紀半ばにフランスで生まれた舞台芸術です。
それが意味するのは「小さいオペラ」。簡単にいうと、規模の小さいオペラということですね。
「オペレッタ」は19世紀半ばにパリで起こり、これがウィーンに飛び火し、大衆に親しまれていきます。
その後、ドイツ語の「オペレッタ」が主流となり、ベルリンでの上演が多くなっていきました。
演奏される音楽は「オペラ」と同じくクラシックですが、「オペレッタ」の特徴は、庶民でも楽しめるような軽いテーマや楽しい題材が扱われていること。
だいたいハッピーエンドで終わることが多いようです。
日本語の訳語が「喜歌劇」となっているのはその影響と思われます。
重厚なテーマを扱い、悲劇が中心である「オペラ」と対照的です。
そして、セリフが多いのも「オペラ」との違いの一つ。
「オペレッタ」は、大衆に受け入れられることを意図した、より分かりやすい、より馴染みやすい形態の「オペラ」とも言えるでしょう。
とはいえ、「オペラ」と「オペレッタ」の区別は判然としない部分もあります。
私が観賞した『フィガロの結婚』は喜劇です。「オペラ」の代表的な作品でありながらも、ハッピーエンドで終わる物語。
この意味では、この作品は「オペレッタ」と言えなくもない。
また、私が訪れたのはそれなりに立派な劇場でしたが、スカラ座やオペラ座といった規模のものではなく、どちらかと言えばこじんまりとした印象でした。
となると、これは「オペレッタ」であったのかもしれません。
まぁ、あまり細かいことは気にしなくていいでしょうか(笑)。
私が観たのは「オペラ」ということにしておきます。
「オペラ」と「ミュージカル」はご存じの方が大多数だと思いますが、「オペレッタ」は初耳だという方も多いのではないでしょうか。
この存在を知ることができただけでも儲けものとしておきましょう(笑)。