「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

ガイドさんの知見を最も享受すべき対象とは? 独りよがりで貴重な経験を棒に振らない

こんばんは。

本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。

 

昨日の記事では、一人で観光名所を訪れると抜けがでやすい、というお話をしました。

これはあくまでも私個人の話ですので、そうでない方の方が大多数かもしれません。

 

その意味ではあまり参考にならないかもしれませんが、私の個人的な話にお付き合いいただければ、と存じます。共感いただける部分もあると思いますので。

 

私は一時期、「自分一人で何でもやる旅」にこだわっていた時期があります。

 

その時期に、訪れた場所で見るべきポイントを見逃してしまった経験が多いのです。

 

その中でも、その失敗を繰り返してしまった、一つの対象があります。

 

それは

 

美術館

 

です。

 

正直にお話ししますと、私は美術に特段の興味を持っておりませんし、美術品の価値が良く分かりません…。

 

そんな私ですが、世界的に有名な絵画は見てみたいという思いは持っていたのです。

 

訪れる土地に有名な作品を所蔵する美術館がある場合には、旅程に訪問予定を組み入れました。

 

実際に多くの美術館を訪れ、名作と言われる作品を見てきました。

 

 

またまた正直にお話ししますが、それらの作品を見ても特に心が動かされない自分がいました(笑)。

本当に自分は美術に向いていないのだな、と思います。

 

美術品を楽しむというよりは、世界遺産を訪れるような感覚でその美術品を体験したいというのが実際のところでした。

 

大規模な美術館ですと、一日では回ることができません。

「美術を楽しむ」より「名画を見てみる」が主目的の私は、有名な作品を目当てに美術館内を移動するようにしていました。

 

ですが、名画が山ほどある美術館も多く、いくつかの名画をスルーして退出してしまうという失敗を何度も繰り返しました…。

 

後でガイドブックを開いて、「あ、この作品見てなかった!」と後悔することが多かったですね。


絵画に対しての感度が低い私ではありますが、その絵画にまつわる歴史や逸話を知っていれば、海外に対する見方、感じ方が変わることは知っています。

 

ある時、美術館のガイドさんが説明しているのを聞く機会がありました。

たまたま、団体客に囲まれてしまったときに、一緒にそのガイドさんの説明を聞いたのです(笑)。

 

絵画はそれにまつわる時代背景やエピソードを含めて楽しむもののように感じます。
絵画に対する技術的造詣が全くない私のような人がその機会を存分に楽しむためには、これらの知識が必須だと思います。

 

多少お金はかかりますが、ただ見ただけで何も得られずにその場を後にするよりは、断然いい選択だと思います。