プロジェクタースクリーンを活用する 日常にテレビが存在しない優れた仕組み
こんばんは。
本日もこのブログにお越しいただきありがとうございます。
昨日は途中から本題から外れた話となってしまい失礼しました…。
本日の記事の後段で本来のテーマに戻ります(前半は昨日の脱線の続きです…)ので、しばしお付き合いいただけますとありがたいです。
昨日の記事では、仕事で海外に赴任してきている外国人の誘い文句に素晴らしさを感じたことをお話しました。
ちなみに彼はフランス出身でした。
これはあくまでも個人的な感覚なのですが、フランスの方はウィットに富んでいる方が多いように思います。ジョークも気が利いているような気がします。
もっと正確に言うと、結果が伴うかは別として、「ウィットを効かせる」、「ジョークに気を利かせる」という点を非常に重要視していると感じます。
私は、彼のセリフの中で特に前者のフレーズは使えるなと感じました。
「家の近くに持ち帰りの寿司屋さんができて、僕は美味しいと思う。だけど本場の日本人がどう思うか意見を聞きたいんだ。」
これは、特に外国人の異性とお近づきになりたいときに使えるのではないかと(笑)。
「その国の料理について意見を聞きたい」というのは無理なく受け入れられるように感じたのです。
約束の日時に、仕事を終えた私たちは、彼のアパートメントに向かいました。途中で寿司と日本酒を購入したのは言うまでもありません。
案内された広々としたリビングは、ソファとローテブル以外はほとんどないシンプルな空間でした。そして、そこにテレビはありませんでした。
代わりに大きなプロジェクタスクリーンがかけられていたのです。
一目見てこれはいいなと感じ、「凄いね」という言葉が思わず漏れていました。
スクリーンは自分にとっては高価なものでしたので、それまで自分のプライベートな生活とは無縁の存在でした。
そもそもそんなに広い家に住んだことがないため、自宅にスクリーンを置こうと考えたこともありません(笑)。
「そんなに大したものじゃないよ」
彼に聞いたところによると、スクリーンはそれほど高くはない。特に手動で巻き上げるタイプはかなり安価だということ。プロジェクターも安価なものを見つけて購入したとのことでした。
そして、彼はプロジェクターとスクリーンを見事に活用していました。
ふだんスクリーンは収納されていて、見る時だけ取り出す。
プロジェクターも使うときだけ取り出す。
日常にテレビは存在しない環境を作り出していたのです。
観る時に必要となる手間がまた良いですね。この面倒くささが安易にテレビに負けない仕掛けです。
明日に続けます。