パスポートコントロールでの経験から学んだ「人を喜ばせる」技術
こんばんは。
本日もこのブログにおこしいただきありがとうございます。
私は外国のパスポートコントロールにて日本語で「ありがとう」と言われることに高揚感を感じていました。
そして、そういう対応がされるのは「日本が好かれている」からだと思っていました。
ちなみに「こんにちは」と話しかけられるより「ありがとう」と言われた方が嬉しいですね。
私はパスポートコントロールで「こんにちは」と言われたことも何度かありましたが、「ありがとう」の方がより心に染み入るような気がしました。
「ありがとう」という言葉が持つ特性かもしれません。
ですが、「日本が好かれている」から、というのは単なる勘違いだったのです。
彼らはどの国の人にもその国の言語で「ありがとう」を言っているのです(笑)。
これは、私の体験談を外国人の友人やツアーで出会った人に話したときに知りました。
彼らも同様に彼らの母国語で「ありがとう」と言われているとのこと。
別に日本人だけに愛着があるわけではなさそうです。
これを知った時には、少し落ち込みましたね(笑)。
もしかしたら彼らは暇なのかもしれない。繰り返しの退屈な仕事の中で何か面白いことをしたいと思っているのかも。
好奇心が強いのかもしれない。
人を喜ばせたいというホスピタリティの心が強いのかもしれない。
といろいろと思いを巡らせました。
最終的に私は、3番目の考えに落ち着きました。
たとえ自分に対してだけの言葉ではなくても、好意的に受け止めましょう。わざわざ日本語で話してくれるだけでもありがたいですからね。
今では、日本に居ながら外国の人と話す機会が多くあると思います。
道案内をしてあげた観光客から「ありがとう」と言われたことはありませんか?
そして何か温かいものを感じませんでしたか?
それは、私だけが感じるものではないと思います。
私の知る範囲でも、日本人に限らず、母国語で話しかけられることに嬉しさを感じるという人は多くいました。中には「馬鹿にされている気がする」という意見もありましたが(笑)。
これらの体験から、「旅先で現地の言葉を使う」ことをうまく利用したいと感じるようになりました。
「うまく利用」というとネガティブな印象を感じるかもしれません。言い換えれば「人を喜ばせましょう」ということです。
そのためには、やはり簡単な挨拶を覚えておくことは欠かせません。
片言の単語でもいいので、積極的にその国の言葉を使っていきましょう。彼らは温かい応答をしてくれるでしょう。
何か心が通じ合った気がするはずです。
明日に続けます。