滞在30分でベトナムを大好きになった体験 旅先では「まさか」も楽しむことができる
こんばんは。
本日もこのブログにお越しいただきありがとうございます。
私は関東地方に住んでいるのですが、今日は寒かったですね。4月になろうとしているのまさかの積雪でした。
新型肺炎の影響もあってほとんどの時間を自宅で過ごしたましたが、体を温めるために一日中コーヒーを飲んでいました。
そして今は焼酎のお湯割りを飲み始めています(笑)。健康にはよろしくない一日を過ごしてしまいました。反省です…。
昨日は初のベトナム旅についてのお話を始めました。
今日も続けます。
ダナン空港から市街地に向かうべく、私はタクシー乗り場へと歩を進めました。
そこで職員と思われる人に行き先を告げます。
彼から提示された金額は、想定していた金額より高いものでした。
ふっかけられているかもしれないと感じた私はそのタクシーを乗ることを躊躇します。
彼に「もっと安いはずだ」と交渉するも埒が明きません。
この状況を見ていたのか、ひとりの現地の方と思われる女性が私の方に歩み寄ってきたのです。
彼女は、
「相乗りしましょうか?」
とまさかの日本語で話しかけてきたのです。
これには驚きました。日本語など全く想定していなかったのですから。
言葉が出ない私に、彼女は
「心配しないでください。私の行き先も近くなのです。相乗りすればお互いに半分の値段で済みますから。」
と日本語で続けます。
私は彼女のご厚意に甘え、一緒にタクシーに乗ることを即決しました。なにか彼女を信じられるような気がしたのでした。
タクシーの中でも彼女は本当に流暢な日本語で話をしてくれました。
学生時代に日本語を学び、日本にも何度か行ったことがある、とのこと。
「日本語を学んでくれている」というのが嬉しかったですね。
彼女は「私は先に降りるので、後で運転手に運賃の半分を払ってくださいね」と教えてくれました。
空港を出発してから10分もたたない内に彼女の目的地に到着しました。もっと彼女と話をしたかったのですが仕方ありません(笑)。
彼女は半分の運賃を支払い、運転手にその後の行動を指示します。
そして、私の方を振り返り、
「それではベトナムを楽しんでくださいね」
と言ってその場を後にしました。
その後無事に私は目的地に到着することができました。
当初の見込みよりもお得な運賃で済みました。
異国ので初日は不安になるものですが、彼女に救われました。
滞在約30分でベトナムを一気に好きになってしまいました。
心の中で彼女に「ありがとう、ありがとう」と何度も言わずにはおれませんでした。