もう一つの日本語体験 旅ではなく日常でも「ありがとう」に嬉しさを感じる
こんばんは。
本日もこのブログにご訪問いただき誠にありがとうございます。
この週末はいかがお過ごしになりましたでしょうか。
私は今朝は定時に起床し、その後も充実した時間を過ごしました。
昨日は二度寝をしてしまいましたが、今日はいつもの習慣に戻しました。「すぐに元の状態に戻す」という心掛けが習慣形成のキーポイントの一つだと思っています。
「旅先で相手の母国語を使うこと」から派生して、ベトナムでの体験をお話してきました。
楽しんでいただけましたでしょうか。
このベトナム旅は他にも人の温かさを感じたできごとがありました。いずれ記事にしたいと思っていますのでご期待いただければ、と存じます。
「相手の母国語を使う」ことは旅においてのみ重要なわけではありません。その他の機会でもその効果を感じたことがあります。
それは、外国人とのメールのやりとりにおいてです。
私の体験談をお話しますね。
ある時期に、私はある会社に製品を買っていただくべく、営業活動に勤しんでいました。
私にとっては手ごわいお客様で、商談はなかなか思うように進みません。
最初は会ってもらうことすらできませんでした。長い時間をかけて関係を築き、定期的にミーティングの時間をもらえるようになりました。
ただ、製品購入というゴールまでにはまだまだ距離があった、というのが当時の状況です。
その会社はフランスにありました。
私はフランス語が分かりません。(ほんの少しの挨拶はできるようになりましたが…)。
そして、私がコンタクトをしているその会社の方は日本語が分かりません。
コミュニケーションの手段は英語のみです。
お互いにノンネイティブで、ともに英語力に優れているわけではありません。
電話や面談の機会もありましたが、日々のやりとりはメールが中心でした。
ある時、彼女からの返信メールの最後に、英語とは思えない文字列があることに気づきました。
それは
「ありがとう」
という日本語でした。
メールの本文自体は特に前向きな内容ではありませんでした。
私の努力や姿勢には感謝しているという内容が書かれていましたが。
メールの最後に「ありがとう」を見て、私は嬉しさを感じたのです。
メールに日本語が登場するとは思っていなかったこと、そして「ありがとう」という重みのある言葉。
メールの内容のことは忘れて、この「ありがとう」に心を奪われてしまいました。
私がその後にとった行動は分かりますか?
明日に続けます。