「日本食を英語で説明する」 これが重要なのは飲食店だけではない
こんばんは。
本日もこのブログにお越しいただきありがとうございました。
昨日の記事はなにか飲食店向けに書いた記事のようになってしまいましたね(笑)。
ですが、「日本食を英語で伝える」ことが大切なのは、飲食店の場に限りません。
ビジネスの場でも非常に重要です。
外国のお客様が日本にいらした時に、商談の前後に会食を持つケースは多いと思います。
特に日本料理屋にお客様を招待することが多いのでないでしょうか。
商談が肝心なのは言うまでもありませんが、会食でいかに関係をつくるかも大事です。
たとえ商談がいまいちだったとしても、会食の場で挽回できるかもしれません。
特に、あなたが若手で商談の場ではあまり出番がないとしても、会食の場では存在感を出すこともできます。
そのためには、日本食に関する基本的な知識や食べ方を英語で伝えられるようにしておくことがポイントだと思うのです。
・食べ方をやさしく丁寧に、分かりやすく伝えてあげることができます。
・その料理の知識をさりげなく披露することもできます。
お客様との距離を縮める機会を手に入れることができるのです。
私には苦い経験があります。
社会人になってから数年経ったころに、外国のお客様との商談に加わることになりました。
といっても、商談を仕切るのは仕事仲間の先輩で、私は議事録や雑用を担当するというレベルでした。
会食の場で私はそのお客様の隣に座ることになりました。
日本食に慣れていない彼は、私にいろいろと質問してきます。
食べ方については、お手本を見せてあげればよい。ですので、それほど難しくありませんでした。
彼は大いに料理を楽しんでいるようでしたが、知的好奇心を満たすことも忘れていませんでした。
使われている食材や、料理の由来について、いろいろと聞いてきたのですね。
残念ながら、私はろくにこたえることができなかったのです…。
恥ずかしながら、日本料理を英語で説明することが全くといっていいほどできませんでした。
商談ではほとんど発言をしなかった私にとって、会食の場でのお客様との会話は存在感を出す絶好の機会でした。それなのに、何もできない自分がいました。
しかも、せっかくお客様が話しかけてくれているのに、そのチャンスを棒に振ってしまったのです…。
あなたにも、今後同じような機会があるかもしれません。そのチャンスをうまく利用するためにも、日本食を英語で説明する準備は整えておいたほうが良いと思います。
もっと言えば、日本の文化全般について英語で説明できるレベルが理想ですが、そう簡単ではありませんからね。まずは「食」についてだけでも自国のことを説明できるようにしておきたいところです。
「食べること」は人にとって共通の話題でありますし、多くの人にとって楽しみなことでもあります。
ここを攻略することは本当に重要ですよ。