素手で両手でしっかりと
こんばんは。
本日もこのブログにお越しいただきありがとうございます。
もう木曜日が終わろうとしています。そして6月も、さらには2020年の半分もあと5日間で終わろうとしています。
あなたは、日々流されてあっという間に時間が過ぎる感覚に陥っていませんか。
ちなみに、私はそうです…。
私も含めそういう方には、この週末は、半年の振り返りに絶好の機会だと思います。
明日の夜から始まる週末を有効活用しましょう!
昨日の記事では「下座行」と「トイレ掃除」の関連についてお話しました。
私は下座行という言葉を初めて知ったのですが、あなたはご存じでしたか?
「行」は厳しい修練が求められるはずですから、お坊さんが実践する下座行は簡単なものではないでしょう。
トイレ掃除を活用することで、一般人の我々がこの行をこなすことができる。これはある意味ありがたく、嬉しく感じませんか?
さて、今日は、具体的な掃除のやり方を見ていきたいと思います。
鍵山さんはトイレ掃除の仕方にもこだわりを持たれています。
鍵山さんは「素手でのトイレ掃除」を唱えています。
トイレ掃除に感心がある方は、この「素手のトイレ掃除」について聞いたことがあるのではないでしょうか。
「トイレ掃除の心得は、思い切って素手で行うこと。しかも両手をしっかり使うこと」
「目は非常に憶病にできているが手には勇気がある。汚いものでも、一度触ってしまえばなんともない」
鍵山さんのお言葉です。
そして、実際の掃除の仕方について細かく述べられています。徹底されていますね。
ちなみに、この「徹底」という言葉もキーワードです。改めてお話したいと思います。
「トイレ掃除は、最初にタワシで床を洗う、沸騰した熱湯に洗剤のカネヨンを溶かして、一番汚れている床をまずきれいにする。」
「次にスポンジで壁面を洗う。最後に壁を洗ったスポンジで便器をあらう。小便器の水漉も徹底的に洗う。状況に合わせた掃除をいつも工夫する。」
床、壁、便器という順番へのこだわり。
洗剤も試行錯誤のうえカネヨンを選んだ、というこだわり。
水をなるべく使わない、というルールも持たれています。
「小事を大切にする」そして、「工夫し改善する」
これらを決して疎かにしない、鍵山さんの生き方が垣間見えますね。
さらには、掃除のコツとして、
「掃除を始めるコツは、まず道具をきちんとそろえること。道具の置き場所を決定すること。誰からも見える場所に置いている。掃除をする社風が定着しやすくなる。」
「掃除のコツは、範囲を限定して徹底すること。」
ともおっしゃっています。
凡事を徹底される鍵山さんならではのお言葉。重みがあります。
明日に続けます。