糖は意志力回復に有効かもしれない ただ危険性は認識しておきたい
こんばんは。
本日もこのブログにお越しいただきありがとうございます。
週末初日の今日をあなたはどのように過ごしましたか?
私は晴天を利用して洗濯に勤しみました。ようやく梅雨が明けてありがたい限りです。
昨日の記事では、「意志力の回復」のために糖の摂取が重要であることをお伝えしました。これは実験で科学的に証明されているようです。「糖なくして意志力なし」なのですね。
いま「ようです」という書き方をしたのは、意志力が糖の摂取によって増減することはないという説も出てきているからです。
まだ議論中であるため「科学的に事実」とは言えませんので、一応書いておきますね。
昨日の記事の最後に「糖を過剰に摂ることを許してしまう口実にしないように注意」と書きました。
これは、体重増やそれが引き起こす疾患等、身体的な健康への影響について述べたのです。自分を戒める意味でもありました(笑)。
ですが、身体への悪影響だけではありません。意志力そのものへも悪影響を及ぼしうるのです。
確かに糖を摂取すれば一時的に意志力はアップします。血糖値が上がって意志力も上がるのです。
これは、あなたも普段の生活で実感されているでしょう。
私はコーラが大好きで毎日数本飲んでいた時期があります。
コーラを飲んだ後は気分もリフレッシュされ、目の前のタスクにも集中して取り組めました。
ですが、それは長続きしないのです。その後に疲れを感じることの方が多い。
あなたも、そういう感覚をお持ちになったことはありませんか?
このとき何が起こっているか?
体内では多量の糖の摂取で急激に上がった血糖値が、30分後くらいに逆に一気に急降下する現象が起きているのです。
血糖値が急激に下がると、意識をコントロールしづらくなります。
そして、この血糖値の急上昇と急降下を繰り返していると、身体と脳が糖をきちんと処理できなくなっていき、血糖値が高くてもエネルギーが低いという状況をつくってしまうといいます。
これでは、いくら糖を摂取しても意志力の回復にはつながりません。
ますます自分をコントロールできなくなり、それが糖に頼りたい状況をより多く作り出す、という負のスパイラルに入っていってしまいます。
以前の私は一日数本のコーラに加えて、毎朝の缶コーヒーも習慣になっていました。当時はストレスまみれで、ランチのごはん大盛りも日常でした。
それが体に悪影響を与えていることは自覚していたのですが、意志力へのネガティブな側面はあまり気にしていませんでした。
くれぐれも糖の過剰摂取には注意しましょう。意志力を回復させるどころか、自分の意志をコントロールできなくなってしまっては本末転倒ですからね。