尊敬する人が勧める本を読む 楠木建さんとの出会い
こんばんは。今日も私のブログにご訪問いただきありがとうございます!
あなたは本日をどのように過ごされましたか?
三連休の中日という方も、長期連休の2日目だった方もいらっしゃるでしょう。いずれにしても「まだ休みの日が残っている」と思うと少し気が緩みがちになります。
今日そのように過ごしてしまったとしたら、今から気を引き締めていきましょう。
私は今日から4時45分の定時起床に戻すことができました。状況に応じて起床時間を調整することもありますが、毎日の始動時間は変えないことがことが大原則です。一日の休養(朝寝坊)で体調を整えた後はすぐに通常モードに戻ることにしています。
早起きすると分かるのは、日の出の時間が遅くなっていくこと。夏のピークはとうに過ぎている。少し寂しいですね。
さて本題に入ります。
昨日の記事では、読書の利点・楽しさについて改めて自分の思いを記載しました。
その中で、楠木建さんについてお話しました。
楠木建さんをご存じの方は多いと思います。
一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授で、数多くのベストセラーも出されていますね。
私が楠木さんの書籍を初めて読んだのは確か3年前ほどだったと記憶しています。
断言できないのは、その記録が残っていないから。実は読み切ることができずに、読書記録に日付が入っていないのです。
以前私の読書記録についてお伝えしました。
その本を読了した日付を記録することにしています。ですが、この書籍は未完であったため日付が記載されていないのです。
ただ、タイトルと投入した時間は記録が残っていました。
その時間は「5.6時間」。こんなに時間を書けたのに最後までたどり着けないとは、自分が情けない(笑)。
実は、当時は心身ともに厳しい状況に置かれていて、読書に時間をかける余裕がなかったのです。本との出会いはタイミングも重要です。
ですが、そこでこの書籍を諦めたわけではありません。もう一度読みたいと思っていた私は、再度この本を手にして、改めて最初から読み始め、ついに読破したのです。
読書記録に残っている読了日は2018年8月25日。読了までに要した時間は「9.48時間」!となっています。
その書籍とは
『ストーリーとしての競争戦略』(東洋経済新報社 2010年)
です。
ベストセラーですから、あなたもすでに読まれているかもしれませんね。「経営書としては異例の20万部を発刊」との枕詞で触れられることが多いですよね。
500ページを超えるボリュームで、お値段もそこらのビジネス書よりはだいぶ高いです。
私は価格は気にしなかったのですが、経済学や経営学の本を読み慣れていないこともあり、この分厚い本を手にした時に気が遠くなったのを覚えています。
この本を最初に手にしたきっかけは、尊敬する方が紹介していたから。
「あの人が勧めているのだから間違いない」という思いを抱き、すぐに書籍の購入に踏み切ったのです。
この書籍の要旨を簡単に言うと「優れた戦略とは思わず人に話したくなる面白いストーリーである」ということなのですが(少し簡単すぎますね、すみません…)、その結論に至るまでの説明や事例がふんだんに示されています。
堅苦しくなく、あたかも楠木さんの講義を聞いているような感覚で読み進めることができました。
なにより、その視点と語り口が面白い。これが楠木健さんの真骨頂ではないでしょうか。楠木建さんファンであれば頷いていただけると思います。
私は、この本を読み進めるうちに、すっかり彼に魅入られてしまったのです。
この本を紹介してくれた師匠に感謝です。尊敬する人から紹介された本を読む。このことの重要性を理解した実体験でした。
明日に続けます。