「行動と見識」KOUSHIのブログ

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「まえがき」を満喫 目次で21冊を振り返る

こんばんは。

本日もこのブログにお越しいただきありがとうございます。

 

昨日の記事では、楠木建さんの『戦略読書日記』についての話を始めました。

500ページを超えるボリュームですが、最初のまえがきを読んだだけで楠木建さんの魅力にはまってしまいます。

私は、まえがきに書かれている「戦略や経営の本質を抉り出す本を厳選」という言葉に胸を躍らせたのです。

 

まえがきの最後はこのように結んでいます。

「もちろん僕の個人的なセンスなり趣味嗜好に引きずられた話なので、本の選択からして好みや体質に合わない方もいるだろう。その辺、ご満足いただけるかどうかはお約束しかねる。」

「ただし、本書を読んでも、『すぐに役立つビジネス・スキル』が身につかないということだけはお約束しておきたい。」

 

面白いです。約束しないこと・約束することが明確に痛快に書かれています。

まえがきの2ページだけでも、楠木建さんの独自の語り口に魅了されっぱなしになりました。

 

本文では、21冊の書籍を取り上げ、1冊ごとに1章のボリュームで楠木建さんの考えが展開されていきます。

序章でご自身の『ストーリーとしての競争戦略』を取り上げるセンスも好きです。

 

個人的には『ストーリー~』を読んだ後に本書を読むことをお勧めします。

この本を通して、楠木建さんの思考や論理を深く理解することができます。その後に彼の別の書籍を読む、という順番がいいと思います。

 

紹介される書籍のジャンルは多岐にわたりますが、冒頭に書かれていたように「戦略や経営の本質を抉り出す」本であることが共通点です。本当にお見事です。(言い方がおこがましくてすみません…)

21冊のうち、私が読んだことがあるのはごく僅かでした。

『一勝九敗』(柳井正

レコーディング・ダイエット決定版』(岡田斗司夫

成功はゴミ箱の中に』(レイ・クロック)

 

たったの3冊でしたが、自分が読んだ本を楠木さんが取り上げるのが嬉しくてたまりませんでした。

 

「楠木さんはこういう視点でこの本を読んだんだ」「こういう考えは思いつかなかった」「私と似たような考え方をお持ちなんだ」という気づきがあり、本当に楽しく有意義な時間を持てました。

(正直にいえば、3番目のような事例はほとんどありませんでしたが…)

 

名前は知っている著名人であるが、その著作を読んだことがないものも多くありました。

石原莞爾さん、三枝匡さん、広木隆さん、ハロルド・ジェーンさん、井原西鶴さん、出口治明さんの著書が該当します。

 

それ以外の著者・著書は私にとっては、全く未知なものでした。これらがもっと多かったですね。自分の勉強不足を指摘されたような気がしました…。

 

明日に続けます。

 

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