他人との比較が不幸をつくる
こんばんは。
本日もこのブログにお越しいただきありがとうございます。
あなたは今週をどのように過ごしましたか?
早くも金曜日が終わろうとしています。私は息つく暇がない日々を過ごしました。
今晩は飲みすぐないように気を付けたいと思います…。
今日も楠木建さんの『好きなようにしてください たった一つの「仕事」の原則』(ダイヤモンド社 2016年)の中から、私の心に響いた教えをご紹介していきます。
前にも書きましたが、私がこの書籍を読んだのは2019年3月と1年半以上も前の話で、その時に記録した内容を読み返しながら、この記事を書いています。
簡潔なメモを心がけた悪影響として、そのメモがどういう文脈の中で書かれていたのかまでは思い出せないのです。
もしかしたら、まったく的外れなレビューになっているかもしれませんので、ご了承ください。
でも、それでもいいと思ってもいます。自分がどう感じたのか、どう考えるのか、のほうがより重要なプロセスだと思うからです。
他人の言いなりになるのではなく自分がどうそれを活かすか、こちらのほうがよっぽど自分の人生に効いてくると思います。(と、自己肯定させていただきます…)
私の心に響いた言葉とは、
「他人との比較が不幸をつくる」
です。
この言葉については、鍵山秀三郎さんについての記事の中で触れました。
鍵山さんの書籍にこの言葉を見たとき、楠木建さんを思い出しました。
自分が信じる言葉や文章を、尊敬する複数の人の中にみたときに一種の喜びを感じませんか。
再度、楠木建さんの書籍から抜粋します。
「嫉妬という感情は、人間にとって最も不幸で醜い心の動き。この感情は人と比較すること&自分自身の有能感が原因。」
「嫉妬」については、本書の中で数回にわたって書かれていたと記憶しています。
「人に嫉妬という感情がなければもっと世の中は平和になっている。ただ、この感情は人間の本性であって絶対になくすことはできない。」との記載もありました。
嫉妬が生まれる原因は二つあるといいます。
人と比較すること
自分自身の有能感
です。
人は比較できる対象に対して嫉妬を抱きます。会社の同僚やグループの仲間といった、似たような世界で生活している、比較可能である人に対して。
例えば、自分の給料が少ないと苛立ちを感じるのは、同じ会社の同僚と比べた時ですよね。大金持ちの人と比べて憤りを感じることはありません。住んでいる世界が違うからです。
比較の対象が自分の関心や考慮に入っている時に嫉妬を感じる。「なんでアイツが」「なんでアイツばかり」といった感情は、遠くの世界の人、自分と異なる世界の住人には感じないのです。
明日に続けます。