「柿ピー」の歴史 「柿の種」を世に送り出したのは〇〇製菓
こんばんは。
9月に入って初めての週末でした。それにしてもいまだに暑いですね。
あなたは今日どんな一日を過ごしましたか。
暑さにはまいってしまいますが、嬉しいこともあります。それは、ビールをより美味しく感じることができることです。
私にとっては生ビールがより楽しめる時期が長くなっている、そのように前向きにとらえています(笑)。
そして、ビールのお供に欠かせないのが「柿ピー」です。楠木建さんも柿ピーを好まれていると知り、より柿ピー愛が増しました。
柿ピーとの付き合いがいつから始まったのか覚えていませんが、今では家に常備されています。
亀田製菓さんにはこれまでにいくら支払ったか分かりません(笑)。
自分が好きな対象を深堀りするのは楽しいものです。今日から数日間にわたり、柿ピーについてお話したいと思いますので、お付き合いいただければと存じます。
柿ピーは、ご存じの通り「柿の種」と「ピーナッツ」を組み合わせたお菓子です。
恥ずかしながら、私はいきなり柿ピーから食し始めたこともあり、柿の種という米菓があることを長い間知りませんでした。
「柿の種」は、あられ、かき餅の一種で、唐辛子と醤油を絡めた楕円形・粒上の米菓です。色や形が柿木の種子に似ていることからこう呼ばれています。
「柿の種」はてっきり亀田製菓さんが生み出したと思っていたのですが、これも私の認識違いでした。
今井與三郎さんという方が開発し世に送り出したのが1925年といいます。今井與三郎さんは、現在も続く浪花屋製菓株式会社の創業者です。
今井與三郎さんの素晴らしいところは、商標登録は行わず製法も公開されたこと。これにより多くの会社が柿の種の製造に取り組み、市場が形成されていきました。現在の「柿ピー」がこれほどまでに受け入れられているのも、今井與三郎さんのおかげかもしれません。
もしかしたら「浪花屋製菓」さんのことをご存じない方もいらっしゃるかもしれません。
柿の種といえば柿ピー。柿ピーといえば亀田製菓さんが有名ですからね。
意識していなかったのですが、私は浪花屋製菓さんの柿ピーにはお世話になっていたのです。
私の近所のドラッグストアには、亀田さんの柿ピーの他に、別のメーカーの柿ピーが置いてあります。それが浪花屋製菓さんの柿ピーだったのです。
亀田さんよりお値段が少し安いこともあり、このドラッグストアで柿ピーを買うときは、この柿ピーを買っていました。
まさか、その柿ピーを製造されているのが、柿の種を世に送り出した「浪花屋製菓」だとは知らぬまま、ここ5年ほど食し続けてきました。
あなたも近くのスーパーやドラッグストアで陳列棚を注意深くご覧になってみてください。もしかしたら浪花屋さんの柿ピーに出会えるかもしれません。元祖・柿の種の製造メーカーの柿ピーを食していただきたいと思います。
浪花屋さんの柿ピーは通販もされているようですので、こちらを利用してもよいでしょうね。
明日に続けます。