「行動と見識」KOUSHIのブログ

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『ハッピーターン』 個包装と甘じょっぱさに魅入られる

こんばんは。

これまで亀田製菓さんのロングセラーである『亀田の柿の種』、『うす焼き』、『ソフトサラダ』についてお話してきました。

今日はそれ以外の人気商品について振り返ってみます。

どれも口にしたことがあるお馴染みの味だと思いますよ。

 

まずは『ハッピーターン』。

発売が開始されたのは、今から40年以上も前の1976年。第1次オイルショックの影響で不景気な時期でした。

「幸せ(ハッピー)がお客様に戻ってくる(ターン)ように」という願いを込めて「ハッピーターン」という商品名が付けられました。「Happy Turns」ですね。このまま海外で通用しそうな名前です。

 

当時のせんべいの主流は堅焼きのしょうゆ味。そのイメージとは異なる「洋風の甘いお菓子のような味のせんべい」をコンセプトに開発されました。

洋風なイメージを出すために、それまでのせんべいにはなかった「粉」で味付けを行い、甘いようなしょっぱいようなせんべいを世に送り出します。

 

亀田製菓さんのホームページを見るまで知らなかったのですが、せんべいの表面にある「パウダーポケット」なるくぼみに「粉(ハッピーパウダーというようです)」が入り込むことで、パウダーの量を増やしているようです。これを「パウダーキャッチ製法」と言います。

さらには「ハッピーシャワー製法」というものも。味付けの最後にコク旨のおいしさをシャワーのようにかけて仕上げています。

 

ハッピーターンに特徴的な個包装も、米菓としての初めての試みでした。ハッピーターンのおいしい「粉」を落ちづらくし、手も汚れにくい。ここにも消費者目線が取り入れられていますね。さすが亀田製菓さんです。

 

ハッピーターン』は『柿の種』に続くトップブランドで、亀田製菓さんの業績を支えています。

ビール好きの私にとっては『柿の種』、『うす焼き』、『ソフトサラダ』といった、しょっぱい味をつい手にしてしまいますが、ふだんのおやつとして『ハッピーターン』を楽しんでいます。

ハッピーターンは何か上品な感じがしませんか。個包装をほどくという作業と、しょっぱさとマッチした甘さ。この2つの要素がそう感じさせてくれると推測しています。

 

この「甘じょっぱさ」の好みは地域性もあるようで、西日本のほうがそれを好む食文化がるようです。地域ごとの売り上げも、中国、九州、四国、近畿といった順に売上が高いようです。

地域の食文化と菓子の関係をもっと深堀りしてみたくなりますね。

 

オリジナル味のハッピーターン以外にも多くの味の種類があります。

ビール派のあなたにも、おすすめの味があります。

 

明日に続けますね。

 

連休初日の土曜日はいかが過ごされましたでしょうか。

私は本日も戦略的朝寝坊で一日をスタートしました。このところの繁忙で、週末に朝寝坊の時間をとることが多くなっているのを自覚しています。

賢く利用すれば、心身ともにリフレッシュできますので、ぜひ取り入れてみてください。

明日は定時起床に戻して、リズムを取り戻していきます。

 

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