「制限時間を活用する」には「朝を活用する」
こんばんは。本日もこのブログにお立ち寄りくださりありがとうございます。
制限時間を設ける。この活用について私の考えをお伝えしています。今まで挙げたものは下記の4つ。
①制限時間を設けるべきでないタスク
②過度な制限時間を設けない
③細かく分けたタスクごとに制限時間を設定する
④アナログの時計は見ない。アラームのセットやリマインダーを活用する
①は制限時間設定に適さないタスクについての考え方、②③④は制限時間設定をうまく活用するための方法についてでした。
とはいえ、「設定時間を設けてもうまくいかない」という人もいると思います。
自分に甘くて、自分が設定した時間を守れなくても許してしまう、という方もいるでしょう(はい、私のことです…。)
今日はそんな方のために、少し切り口を変えて、次のポイントをお話したいと思います。
⑤朝時間の中にタスクを盛り込む
仕事をされている方は、始業時間という守るべき時刻がありますよね。
外で働く方は家を出なくてはならない時間があり、家で働く方もPCをオンにする時間やビジネスの開始時間があるでしょう。家事でも、例えば食事の準備や掃除・洗濯を始める時間があります。
「この時間に仕事やその準備を始めなければいけない」、そういう時間の前にタスクを入れ込むのです。
制限時間を自分で設定するのではなく、環境に制限時間を設定させるといったほうがよいでしょうか。
朝という時間帯は、「強制的にシャットダウンしなくてはならない」環境を与えてくれます。自分との約束を破ることには寛容でも、周囲との約束を破ることは避けたいという心理が働きます。
逆に夜は、そういう環境にはありません。いくら夜更かししても、誰にも迷惑をかけません。それがダラダラとYouTubeを見続けてしまう原因の一つ。
「朝時間の活用」を支持するひとは多いですよね。「朝の1時間は夜の3時間に匹敵する」とも言われたりします。私はこれらの意見に賛成です。
朝に効率的にタスクをこなせるのは、疲れを取り除いた脳が働きやすい、バイオリズム的に脳が活性化している、といった脳科学、生理学に裏付けられる理由に加えて、この「強制的な締め切り効果」の寄与が大きいでしょう。
誰しも朝に効率よく物事をこなした経験はお持ちだと思います。脳の働きに加えて、逃れられない制約が、私たちの思考・行動を効率化させてくれるのです。
朝時間の活用は理にかなっているのですね。
朝時間を最大限に活用するために重要となるのが、そう「早起き」です。早起きをすることで、貴重な自分時間を確保して、その時間を効率的に活用する。そうすることで能力やスキル向上だけでなく、幸福感ももたらされます。
「まだ早起き習慣を始めていない?」
そんな方は今すぐ試してみましょう。日の出時間が早くなり、気温も高くなってきたこの時期は、早起きがやりやすいですからね。
ぜひ、この週末にトライしましょう。