「節約のつもりが実は無駄遣い」 気をつけたいポイント
こんばんは。
「お菓子の大量買い」はデメリットだらけ。そんな話をしてきました。
家になければ本来は食べなかったのに、手に届くところにあるがゆえに食べてしまう。
私の場合、お酒のおつまみとしてお菓子は欠かせない存在。適度な量を食べるには問題ないのですが、大量に食べるのはカロリー摂取過多だけでなく、健康に悪影響を及ぼすのは間違いない。お菓子をもう一袋開けると、そのためのお酒をもう1杯飲むという悪循環。翌日の体調が優れないという短期的なデメリットだけでなく、身体への負荷を増やすことによる長期的な悪影響もあります。「適度」を妨げる「家への大量ストック」は百害あって一利なしです。
このように健康への悪影響こそ真剣に考えるべき対象だと思うのですが、短期的にその影響を認識できないことも多い。そうなると「痛み」「損」を感じにくいのかもしれません。
そこで考えたいのが、「お金を損している」という現実を認識すること。お金のほうが「損」を実感しやすい。
「お金」を「損している」・「無駄に使っている」という現実を知れば、人は行動を改めて易いのでは、と思います。
私の「お菓子の大量買い」の例をもう1度見てみます。
繰り返しになりますが、1パックあたりの価格が安かったとしても、もう1パック余分に食してしまえば、そのお得分がふっとぶどころか、マイナスになっています。
このように
・お得なものを大量に買い過ぎて結局損をする
こと以外にも、「節約のつもりが実は無駄遣い」という行いが多くあります。自戒を込めてリストアップしたいと思います。
・大容量の食材や調味料を買う
小容量のものに比べれば確かに単価は安い。でも消費しきれずに捨てることになれば結局は損をする。
・お得なクーポンやセール品に飛びつく
買う予定のないもの、とりたてて生活に必要ない商品でも、定価より割安に買えると飛びついてしまう。
私の最近の例では、ティーバッグ。ふだんより割安で売られていた100袋入りのティーパックを購入したものの、まだ封を開けていません…。そもそもコーヒー党の私は紅茶をそれほど飲まないのに買ってしまいました。飲みもしないのに、ふだんより安いというだけで。
・ポイントゲットのための追加購入
お店のポイントカードやクレジットカードのポイントを得たいがために余分に買ってしまう。「あと○○円分買えば余分にポイントが得られる」と思って、追加で予定していない商品を買ってしまう。これは「あと○○円分買えば送料無料」という状況も一緒ですね。その為だけに特に欲しくないものをカートに入れてしまう。結局はムダ使いですね。
他にもあるでしょう。
特に気をつけたいのが、最後の2つ。クーポンやセール、そしてポイントは、企業側が巧妙に仕掛けている罠であることが多いのです。
私たちの「なるべく得をしたい、損は嫌だ」という心理を突かれている、ということを認識しましょう。
「彼らの餌食にされるのではなく、自分で決める」
この考えを持ちたいものです。