「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

「一石二鳥」という言葉

こんばんは。本日もお立ち寄りいただきありがとうございます。

 

突然ですがあなたには座右の銘はありますか?

私は「継続は力なり」という言葉がその一つです。「継続」についてはこれまでもいろいろとお話ししてきました。まだ書きたらないくらいですので、別の機会に改めてお伝えしたいと思います。

 

今日お話ししたいのはもう1つの言葉。こちらは座右の銘といえるほど高尚なものではありませんが、ある四文字熟語と共に生きているといっても過言ではありません。

それは「一石二鳥」という言葉です。

いきなり軽くなりましたね(笑)。

 

この言葉の意味は皆さんご存知ですよね。その語源についてもご存じでしょうね。

Wikipediaにはこう書かれています。

「鳥が2羽集っていたところで、1羽の鳥を狙って石を投げたら、鳥が2羽とも落ちてきたという、17世紀のイギリスのことわざ「kill two birds with one stone.」(一つの石で二羽の鳥を殺す)の訳語である。」

「四字熟語として世間一般に広く定着しているが、イギリス発祥なので漢籍の言葉ではない。 一石二鳥の生まれは、一つの石を一羽の鳥に向けて投げたら、二羽も鳥が落ちてきたということから。」

 

イギリス発祥の言葉とは知りませんでした。あなたはご存知でしたか?

すっかり自分のものとして使っている言葉について実はよく知らない。こういうことはよくあります。特に最近こういう経験が多いのですw「知ってるつもり」はよくないですね。

 

類義語もすぐに思い浮かびますよね。

こちらもWikipediaさんのお世話になりましょう。

「類義語としては「一挙両得」や「一挙両全」、「一箭双雕」が挙げられる。

一挙両得は『晋書』の束晰伝から出た言葉であり、一石二鳥とは違い漢籍の語である。一挙両全は一挙両得と同義である。一箭双雕(いっせんそうちょう)の出典は『北史』である。」

 

馴染み深いのは「一挙両得」。こちらは漢語です。

四字熟語というとすべてが中国由来と思いがち。前述のように「一石二鳥」はイギリス発祥。これも面白い発見でした。

 

どちらも意味は「一度の行為で二つの利益を得る」というもの。

これは当然分かっていました。ただ不覚ながら長きに渡りその意味合いの違いについて認識が不足していたことに気づきました。。

 

「一石二鳥」はあくまでも「たまたま、偶然、予期しなかった利益」であるということ。

すなわち、最初から一つの行為で二つの利益を狙い、それが上手くいった場合は一石二鳥とは言わないのですね。

つまり「結果的に」「ラッキーにも」という意味合いを含みます。だから「軽く」感じられるわけです。

 

偶然に得られた利益はうれしいものですが、私が「一石二鳥」に込めている思いとは異なります。

 

明日に続けます。

 

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