「食事」と同じくらい真剣に向き合いたいもの
こんばんは。本日もお立ち寄りいただきありがとうございます!
日常生活のなかで無意識に行っている対象に「真剣に」取り組む。
その対象の一つとして「食事」を上げました。
今日はもう一つの対象について。
それは「呼吸」です。
食事と同様に呼吸も私たちに欠かせない存在。でも、当たり前すぎて特別に注意を払うことがない。そんな方が多いと思います。
私もこれを軽んじていることを否めません。いままで多くの書籍を読み、呼吸の重要性とその効用・パワーについて学んできました。深呼吸や瞑想の仕組みを科学的に説く内容に納得し、それらにもたらされる効用に興味を掻き立てられる。
(深)呼吸で得られる効果は多岐に渡りますが、それらの効果をもたらす根底にあるのは「自律神経のバランスを調整する」ということ。もっと細かく言うと、(深)呼吸は「交感神経と副交感神経をバランスよく働かせる」ことができるのです。
自律神経とは、内臓や血管、体温の調節といった身体の機能を調整する働きをもつ神経。交感神経と副交感神経の2つから成り立っています。日中は交感神経が、夜には副交感神経が優位に働きます。交感神経は、不安・緊張・恐怖・怒りといった感情と、副交感神経は、安静やリラックスと結びついています。
自律神経は意識的にコントロールすることができないと言われています。
でも、呼吸はそのバランスを調整できる。イライラやストレスを感じるときは交感神経が優位な状態になっていますが、深呼吸をすることで副交感神経の働きを高め、バランスを調整することができるのです。
最近学んだアンガーマネージメントの書籍でも「深呼吸」が推奨されていました。
深呼吸をして自律神経のバランスが整えられることで、否定的な感情やそれに伴う身体の不調が緩和される。
深呼吸にはこんなにも大きな効用があるのです。
こういう知識を持っていたとしても活用しなくては意味がありません。
日々の生活でまったく気にかけてこなかったことを反省しています。
深呼吸は難しいものではなく、そして、いつでもできます。
気が付いたらその都度実践する。気が付くためには意識づけが必要。いくら「深呼吸をしよう」と頭の中で分かっていても、忙しさにかまけて忘れてしまいます。それを防ぐためにも、手帳やスマホのリマインダ機能に「深呼吸」をインプットして嫌が応でも意識づけできるようにしたいと思っています。
「食事」と「呼吸」に「真剣に」向き合う。
あなたも、この習慣を始めてみませんか?