メンタルに効く 「よく眠り」「よく歩く」に加えて取り入れたいこと
こんばんは。
「気分がひどく落ち込んで何もやる気が起きない」
そんな時のお勧めの行動として
1. よく眠ること
2. よく歩くこと
についてお話ししてきました。この2つをお勧めするのは、行動へのハードルが低いという点に重きを置いてのこと。
何もしないと状況はよくなりません。むしろ悪化します。ネガティブな考えが頭の中を堂々巡りし、ますます気分が塞ぎこんでくる。
それを打開するには行動が必要。でもその行動が難しいのが「気分がひどく落ち込んでいる」時。そんな状況でも「よく眠る」「よく歩く」は実行しやすいのです。
他にも行動へのハードルが高くなく、かつ精神的にポジティブな影響を与えてくれる行いがあります。
それは「掃除」です。
掃除の効用については多くの書籍で語られていますので、あなたも何かしらご存じだと思います。
私は鍵山秀三郎さんの「トイレ掃除」に感銘を受け、これまでにも多くの記事を書いてきました。
「部屋がきれいになる」ことに加えて「心の平安」をもたらしてくれる掃除。
「戦略的一石二鳥」を座右の銘としている私は、掃除がもたらすメンタル効果を実感し続けてきながらも、掃除を「一石二鳥」の対象としては認識していませんでした。でも知らぬ間に「一石二鳥」を取り込んでいた。これは引き寄せかもしれませんね。座右の銘畏るべしです。
私は心理的効果を得るために掃除を活用してきたわけではありません。掃除をしたら結果的に気分が落ち着く・軽くなる・すっきりするという経験をしてきた後に、書籍等でその理由を知ったという流れです。
あなたも掃除をすると「気分が良くなる」「すっきりする」という経験をされていると思います。
実際にさまざまなアンケートや調査で掃除をすると心が落ち着くという回答が数多く寄せられています。
新型コロナウィルスによる在宅時間の増加により、掃除の時間も増え、その素晴らしさを実感されている人が多いという調査結果もあります。
よく「部屋の状況は心の状況」と言われますね。
要らないモノや溜まったゴミを捨てていくだけで、部屋だけでなく心がスッキリしていく。身の回りを整理・整頓すると心が落ち着き、ポジティブに考えられるようになっていく。
なぜ掃除はこんなにメンタルに効くのか?
その理由をご説明していきますね。
まず押さえておきたいのは、掃除が「体を動かす」という行為を伴うこと。
ひどく落ち込んでいて何もやる気が起きない。でも頭の中では大忙しに不安やネガティブなことを考え続けている。じっとしていると頭なのかの堂々巡りはやむことがなく、ますます深みにハマっていく。このネガティブな連鎖にはまっているのが「気分がひどく落ち込んで何もやる気が起きない」とき。
必然的に体を動かすことになる掃除は、この負のスパイラルを断ち切ってくれるのです。
明日に続けます。