家事を生活に取り戻すことの大切さを考える
こんばんは。本日もお立ち寄りいただきありがとうございます。
「気分がひどく落ち込んで何もやる気が起きない」
そんな時にとりたい行動として「掃除」と「料理」を取り上げました。
「戦略的一石二鳥」の実践を標榜する私にとっては、どちらも欠かせない行動です。二鳥どころか三鳥、四鳥だと思います。
掃除といえば忘れてはならないことがありました。
それは「水回りの掃除」。
トイレ、バスルーム、洗面所に加えて、キッチンをきれいにする。
ここで正直に告白します。これだけ「掃除」の大切さを語っておきながら、水回りの掃除が苦手です…。
生来面倒くさがり屋の私はつい先送りにしてしまうのです。
水回りを掃除した後の爽快感、感じる気分の安定は床の掃き掃除よりも大きいように感じます。
黙々とトイレを磨く。バスルームのタイルを力を込めて磨く、排水溝にたまった髪の毛やゴミを一掃する。洗面台と鏡をピカピカになるまでこする。キッチンの油汚れを徹底的に取り除く。
水回りの掃除はちょっとした重労働なのですがそれが良いのかもしれません。まさに「無心になって」作業に勤しむことができるのです。
まあ、頻繁に掃除をしていればそんなことはないのかもしれませんが…。
水回りの掃除は運気をあげるとも言われています。私は風水に詳しくないのですが、水回りをきれいにすることが金運アップにつながるという話をよく耳にしました。
そこから鍵山秀三郎さんを知ることになり、彼の著作を読みふけることなりました。「掃除」をライフワークとする鍵山さんの生き方を学ぶことができたのです。
掃除が実際に金運と結びついているかは分かりません。たとえ関係ないとしても、掃除と料理がもたらしてくれる数多くのメリット、特に心の平安を考えればやらない手はありませんよね。心の底からそう思っています。
掃除と料理といった家事について改め書いてみて、その大切さを再認識しました。
ストレス社会で心を病む人が多くなっている原因は一概には言えません。
でも「家事の喪失」がその大きな原因の一つではないかとも思います。お掃除ロボットや家事代行、外食・中食・テイクアウトの充実といった便利な手段・環境が人を家事から遠ざける。その結果、心の安定を得る機会を失ってしまった。家事に向き合うこと・家事を生活に取り戻すことが「こころの病」を防ぐ一つの手段になるように感じます。
そんなことを考えてみました。
あなたはどうお考えになりますか?