競馬をお勧めする最大の理由 これは体験してみないと分からない
こんばんは。
「人生で大切なことはすべて競馬から学んだ」
私が師匠から学んだ5つの大切な教えをお伝えしてきました。
1. 一日の予算を決めておくこと
2.馬券は百円単位で投票すること
3.競馬新聞を購入し全てのレースを予想すること
4.客観的に比較すること
5.賭けるレース、捨てるレースを決めること、お目当てのレース以外には大金を賭けないこと
ギャンブルから学んだことですが人生にも応用できる。そう思いませんか?
これらは貴重な学び。でも私が競馬をお勧めする最大の理由はこれではありません。
以前の記事にも書いているのですが改めてお伝えしますね。
競馬場で得られる最大のメリットとは?
それは
ですw
「予想」ではなく「トーク」であるところが重要です。
その中でも、私のお目当てのおやじは人気予想屋の一人。彼のブースにはいつも多くの人が集っていました。彼の主戦場は大井競馬場なのですが、川崎競馬場でも熱弁をふるう姿を見たことがあります。そこでも彼の話に熱心に聞き入る人たちに囲まれていました。
彼の何がすごいのか?
まず予想屋にとって肝心の予想について。
彼の予想は論理的に組み立てられていて、決してあてずっぽうではありませんでした。
これが彼が支持された理由の一つ。(そもそもギャンブルに理論はない、という指摘はもっともですが、ここでは無視させていただきます…。)
全ての予想屋さんがこのシステムかはよく分かりませんが、このおやじ(親しみを込めて呼び捨てを続けます…)の予想の販売方法について触れておきましょう。
その日一日のレースが予想されたA3サイズのカラーの紙。予想紙とで言えばよいのでしょうか、これを1000円で販売。
この予想紙には、各レースの注目馬の指数ととともに、予想の組み合わせが書かれています。馬連1-3、枠連2-4とかそういった組み合わせのことですね。指数というのは、彼独自の計算により導き出された出走馬の能力。私の師匠と同様に、おやじは出走馬の能力を徹底的に比較していました。というか、私の師匠がこのおやじに師事していた(といっても直接的な付き合いではなく、単なるファン)ので、私もこのおやじのブースに足を運ぶことになったのですが。
この1000円の紙が飛ぶように売れていきます。
さらには、レースごとに予想が書かれた小さな紙を販売していました。これが1枚100円。レースの直前に販売されるこの予想は基本的には1000円の予想紙と一緒。予想紙を購入した人はタダで、これのみを買う人は100円を払って、この紙を購入するというシステムです。
100円をブースのテーブルに置いて、おやじがちぎった紙を受け取る。ちぎっては渡す、ちぎっては渡す、そんなおやじの姿が今でも思い出されます。
1000円の予想紙と100円の予想紙がおやじの収入源。これに、たまにご祝儀が加わります。
おやじの予想で勝った人がお礼にお金を置いていくのです。
明日に続けます。