おやじから「生き方」について学ぶ
こんばんは。
スポーツ新聞の競馬予想屋になりたかった。昨日はそんな記事を書きました。
「あんなに印をつけていいならそりゃあたるよ。楽でいいよな~、予想が当たらなくても別に困らないのだから」と思っていた時期があります。
まあ、これは私の単なる思い込みで、実際に予想をされている記者の方は大変な仕事なのだと思います。おそらく、当時はあまりにも勝てない自分への苛立ちを他者に向けていたのだと思いますw
その後、大井競馬場でおやじに出会い、以前とは違った意味で「競馬予想士」という職業にある種の憧れをいただきました。
まさに自分の腕で食っていく。競馬予想に人生をかけているという気迫を感じるとともに、その人生を本当に楽しんでいるようにも感じられたのです。
正確にいえば「競馬予想士」へ憧れというよりは、「おやじの生き方」への憧れを抱いたのです。
私は実際には「競馬予想士」になろうと思いませんでしたし、なれないと思いました。相当厳しい世界だとも感じましたし、そこまで競馬予想を愛しているのか、と言われればそうでもない。
たま~に楽しむのが好きなだけで、職業としてやろうという強い思いにまでは至りませんでした。
でも彼の生き方から学ぶことはできるのでは? 彼のように生きることはできるのでは? そういう希望を感じたのです。
趣味を仕事にしてはいけない。
好きなことで食っていくのは難しい。
好きなことを仕事にするとそれは義務になってしまうからやめたほうがいい。
職業と好きなこと・趣味の関連についてはいろいろなことが言われていますよね。
おそらく、たった一つの正解というものはありません。というよりも、正解は人それぞれで異なるのではないでしょうか。
かくいう私も、趣味を仕事にできているわけではありません。ある意味、仕事は仕事と割り切ってやっている部分があります。
実際には「食べるために働く」という人が大多数なのではないでしょうか。嫌なこともあるけど生きていくためには仕方がない、と我慢しながら働いている人もいるでしょう。
でも、
・ある仕事を続けているとそれが楽しくなっていく。
・少しでも楽しく働けるように前向きに考える、自分を変えていく。
というように、好きでもない仕事を好きにすることはできると思います。
もしかしたら、おやじも最初から競馬予想が好きではなかったかもしれません。やっているうちに夢中になり、楽しくなり、それが天職になったのかもしれません。
「自分の仕事が好きになる」
これが現実的でしかもベストケースのような気がしますね。
明日に続けます。