「観る」時間は「受動的」で「感情を揺さぶられやすい」
こんばんは。
YouTube、Amazon Prime、そしてテレビ。
これらに共通するのは「受動的な営み」であるということ。そして私たちが「感情を揺さぶられやすい」ということ。これがお酒の大量摂取につながっている、そう分析しました。
「楽しむ」こと自体を否定するわけではありません。特にオリンピックという一大イベントは存分に楽しみたいところですよね。
でもふだんの生活をかえりみたときに、本当に楽しんでその対象を観ているのかどうか?
そう考えると惰性で観ていることも多いのではないでしょうか?
本当は観るつもりもなかったけど、何かの番組や動画を流しておくのが常になっている。何となく観ているということが多かったりする。一度見始めてしまった連続ドラマを何となく見続けてしまったり。
「観る」という行為は、何も考えなくてもできてしまう。その意味で「受動的」であると捉えています。
この「観る」時間はお酒を飲んだり、お菓子を食べたりするのに絶好の時間なのです。
歩く・走るといった「能動的」な営みと比較してみると分かりやすいでしょう。こちらの場合は自らの意志があってその活動が始まり、また続けることができる。
こういう能動的な行動をとりながら、お酒を飲み続けようとは思いませんよね。現実的にできませんし。
一方で「観る」という受け身の行動は、飲む時間をたっぷりもたらしてくれるのです。
そして「感情を揺さぶられやすい」。
スポーツは最たるものですが、映画やドラマも同じですね。
お酒を飲んでいると、その感情の触れ幅が大きくなってしまう。感情が大きく動くと、もっとお酒を飲みたくなることがある。この相互作用が働きます。
気の置けない友人との楽しい時間では、酒量が増えてしまいます。
逆に、ひどく落ち込んだ一人酒でも、深酒をしてしまったりする。
感情が酒量に与える影響が大きいのは、このことからも分かりますよね。
「何かを観る」という行為は感情を揺さぶられやすい。そのためにいろいろな仕掛けが施されている。それが作成側の意図でもありますから、私たちがその罠から逃れることは難しい。
これも番組自体を否定しているわけではありませんよ。あくまでも「お酒を飲む」という行為と「番組(映画・ドラマ・バラエティー)を観る」という行為の相性が良くないという話です。
「何かを観る」といった受動的で感情の振れ幅が大きくなりがちな営みに費やす時間を減らす。そうすることで、お酒を飲む量の削減につながる。これが私が出した答え。
ではどうするか?
何か能動的な活動に取り組むのがいい。
といっても、夜に運動をする気力はありません...。日中に15000歩以上は歩いていますので、それ以上の運動も必要なし。
私が家でできる能動的な活動は何か?
明日に続けます。