「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

失って初めて知るそのありがたさ

 

こんばんは。本日もお立ち寄りいただきありがとうございます。

PCが故障して戻ってくるまでの約3週間は本当に長かったですね。

ふだん当然あるものが無くなってそのありがたみを初めて知る。このことを実感することになりました。

 

特に最初の2〜3日の間は、そのことを切実に感じました。PCが動かなくなって私が頼ったのはだいぶ昔に購入したタブレット。もっぱら電子書籍を読む用途に使ってきましたが、今回はWord/Excel系のソフトをフル活用することに加え、ネットでの情報閲覧にも用いました。

 

まず、前者にストレスを感じました。タブレット用のキーボードの感触に慣れるまでに時間を要したことはともかく、打ち込んだ文字が表示されるのが遅い、文字変換がなかなかうまくいかない、といった小さなことにストレスを感じる。

もっと強いストレスを感じたのが、ネット接続の時。開きたいページがなかなか開かない。開くまでに相当な時間がかかる。これに苛立ちを感じずにいられませんでした。

 

ネット接続の目的はもっぱらはてなブログでお気に入りのブログを閲覧すること。それ以外は基本的には何もしない。デジタルダイエットに取り組んでいましたから。

訪れたいブログは数多くある。でも一つのページがなかなか開かない。やっと開いて読み終えた後に、はてなブックマークをチェックしコメントを入れる。それが保存されるのにもまた時間がかかる。一つのブログを見るのに10分も15分もかかってしまうと、いくら時間があっても足りません。泣く泣く見過ごしたブログ記事が数多くあったのが残念で仕方がありません。

 

PCが戻ってきてそのありがたみを実感します。反応が速い。見たいブログがすぐに開く。複数のタブで一気に開いてもついてきてくれる。

実を言えば、以前はPCの反応の遅さに苛立っていたのが実態。「なかなか表示されないな〜。遅いな〜。」と毎日のように感じていたのです。でも、今はそれを速いと感じる。タブレットでの速度に比べれば天と地の差があるように感じました。

 

失って初めてそのありがたみを知る。

今回私が体験したのはPCだったのですが、この教訓は人生のもっと重要な側面にこそ当てはまるでしょう。

その最たるものが「健康」。

少しの発熱でも、ふだんなら難なくこなしていることが簡単にできなくなる、億劫に感じる。骨折や捻挫といった怪我でも、不自由を抱えながら生活することになる。数日間も寝込んだり入院を伴ったりすれば、それまでの日常とはかけ離れた時間を過ごすことになる。

そうなって初めて「健康」の大切さを知る。それまで無視していた大切さにようやく向き合うことになる、ということが正確でしょうか。

でも、健康体に戻ってしばらくすると、そのことを忘れて不健康な生活習慣に舞い戻ってしまう。私って本当に愚かだな〜、と改めて思ったのでした。

 

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