缶コーヒーの歴史を知ると缶コーヒーが飲みたくなる
こんばんは。
昨日は缶コーヒーの豆知識をお伝えしました。今は程よい距離を置いていますが、一時期は生活と切っても切れない存在だった缶コーヒー。それだけに思い入れも強いのです。
昨日お伝えしたUCCとポッカは缶コーヒーという文化を引っ張ってきた存在といってもいいと思います。
その他の企業さんも負けていませんよ。
私の一番のお気に入りは「ダイドーブレンドコーヒー」。
1973年に大同薬品工業(現在のダイドードリンコ)が「ダイドージャマイカンブレンドコーヒー」を発売。私が最も好んで飲み続けていた缶コーヒーである「ダイドーブレンドコーヒー」はかなり歴史のある缶コーヒーなのです。感慨深い。
最近では、鬼滅の刃とのコラボで売り上げが大幅に上がった、というニュースもありましたね。ダイドーファンの私にとっては、多くの人に手に取っていただけるのはありがたいです。
その後1975年には日本コカ・コーラが「ジョージア」を発売。日本のトップブランドの地位を今でも守っています。
アサヒ、キリン、サントリーといったビール系の大企業が本格参入したのが1986年。それぞれWONDA、FIRE、BOSSという期間商品を投入していますね。
他にもAGF(ブレンディ)、ネスレ(ネスカフェ)、ヤクルト(珈琲たいむ)、伊藤園(W coffee、今はTully‘sですかね)、JT(Roots)といったメーカーが缶コーヒーを発売。すでに販売を中止しているものありますが。
缶コーヒーにはまっていた時期に、本当にいろいろな種類を試しました。
ダイドーブレンドコーヒーをメインに、ポッカが2番手、3番手をジョージアで押さえながら、その他新しいものを試すという時期がありましたね~(どうでもよい話ですかね…)
各社がいろいろなタイプの缶コーヒーを市場に投入。缶の形状やサイズの種類も増えていきました。2010年頃にはリキャップ型が、2017年頃にはペットボトル入りコーヒーが登場。ペットボトル入りコーヒーの成長は記憶に新しいですよね。これで缶コーヒーの市場は落ちてしまったのですが。
特にBOSSは種類が多すぎる気がしませんか? これは文句を言っているわけではありません。よくいろんなタイプを目にするので気になっているだけです。
以前の記事もお伝えしたのですが、缶コーヒー市場は安定から減少状態へと移っています。それでも根強い缶コーヒー党がこの市場を支えています。メーカー各社はその他の層を取り込むために次々と新製品を投入している、という状況なのです。
と話が長くなってしまいました。自分が好きな対象になると書くのが苦痛ではなくなる、そのことを実感しました。
話を戻しましょう。
日常にある当たり前の存在、缶コーヒー。でもその歴史はたった60年ほどに過ぎない。それほど長い歴史を有していないのです。それでも、こんなに多くのメーカーが参入してきたのですから、儲かる市場だったわけです。日本で缶コーヒーが当たり前の存在であることも頷けますね。