英書を日常に取り入れる
こんばんは。
英語学習を日常に取り入れる。
こう聞くとどのように感じられますか?
英語とは無縁の生活を送っていらっしゃる方であれば、日常に英語学習が存在することなど想像できないかもしれませんね。
一日の中で英語に触れるのが習慣になってしまうと「勉強している」という感覚すら感じないものです。自然にそういう時間を過ごすことができる。やはり「習慣」は偉大ですね。自分の行きたい方向に自分を導くべく、習慣を活用したいものです。
自分の人生をより良くするための習慣。
英書を読む時間は、その習慣の一つ。もう何十年も毎日欠かしたことがありません。
わずか30分という短い時間ですが、毎日続けるとそれなりに力になってくれる。そう実感しています。
朝時間を活用するのがお勧めです。フレッシュな状態の脳を持ってすれば、難しい英書に取り組むこともできます。もしくは、楽しい、爽快なエッセイを読めば、一日を気分良く始めることができますから。
夜になるとこうはいきません。疲れがたまった脳は、新たなことを学ぶキャパを既に持っていないかもしれません。それどころか、読む気力も失われているかもしれませんね。
私が英書を日常的に読んでいると知った方から
「どんな英書がお勧めですか?」
「何を読んだらいいのですか?」
「英字新聞やTIMEではどうでしょうか?」
といった質問をいただくことがあります。
それに対する答えは
「自分が好きで、興味のある本であれば、何でも構いませんよ」
となります。
というのも、「英書を読む」ことの主目的は「英語を学習するため」・「英語能力を上げるため」ではないと考えているから。それが一番の目的ではない。
そうではなく、「読書」という時間に英語を取り入れることで、「英語学習もしてしまおう」という考え方。読書が主で英語学習は従とう関係。私の大好きな「一石二鳥」の考え方に基づいています。
あくまでも、「自らの生き方の骨格を作る」「自分を成長させる」「知識を得る」そして「楽しむ」という「読書」という行動に重きを置いている。英語能力はそれに付随して身に付くもの、ということです。
「英語能力向上」に主眼を置いて英語と向き合おうとすると、全く興味のない題材を手に取ってしまうという愚を犯しがちです。
英字新聞やTIMEの購読というのは、その一例かもしれません。これらを否定するつもりはありません。頻繁にではありませんが、私も手にすることはあります。
「本当に興味を感じるから選んでいる」というのであれば全く問題ありません。でも「なんとなく英語能力向上に寄与しそう」という思いだとしたら危険です。早々に挫折する可能性が高いでしょう。自分の生活とかけ離れた世界の出来事について、毎日興味を持って読むことができないと思うのですよね。
ある程度の英語力が必要ですし、時事についての知識も必要という側面もあります。
英字新聞やビジネス誌に捉われるよりも、自分の興味が向いている、自分が好きな作品を読むことのほうが、より充実した時間を楽しむことができると思います。
明日に続けます。