小さく始める
こんばんは。
習慣化を容易にする3つのスキル+α
もう一度お伝えしますね。
① 小さく始める
② 一度にいくつもの習慣化を試みない
③ 環境がいい時を活用する、環境を味方につける
そして、もう1つが
④ 環境が悪い時を活用する
習慣について知識を持っている方であれば、どれも知っているかもしれませんね。最後の4番目は別としても。でも復習を兼ねて、私の文章にお付き合いいただければ、と思います。
逆に「初耳だ!」という方は、これからお話することをぜひ実践していただきたいと思います。
まず一つ目。
① 小さく始める
具体例を見ていきましょう。その方が分かりやすいですからね。
卑近な例となりますが、私の腕立て伏せと腹筋習慣。何十年に渡り続けてきた良習慣の一つ。つい数年前に改良を重ねた後、今も続けています。
習慣化を試み、実践し始めたのは学生時代だったと記憶しています。運動に明け暮れていたわけではありませんが、体力にも自信があり、腕力もそこそこ強かった。そして、3年間に渡り毎年42.195㎞を走る持久力も持っていました。
そんな学生時代に始めた筋トレ習慣。記念すべき初回の腕立て伏せと足上げ腹筋の時間はというと…
腕立て伏せ20回
足上げ腹筋30秒
でした。
当然ながら、それほどの苦労はありませんでした。でも、ここまで「小さい」ところから始めた。
そして、何十年か後に一冊の本に出会いました。習慣化に関する名著ですので、ご存知の方も多いと思います。
その書籍とは
『小さな習慣』(スティーヴン・ガイズ 著/田口未和 訳 2017年 ダイヤモンド社)
です。
日本だけでなく世界的なベストセラーになりましたの、すでに読まれている方が多いと思います。
この本を読んだときに、嬉しさとともに驚きを感じたことを今でも覚えています。
何が嬉しかったのか?
それは、著者が主張する方法を、すでに自らが実践していたということ。
こういうことは嬉しいですよね~、自分が実践してきたことが証明されたような気がして。
「自分がやってきたことは間違いではなかった」
それどころか
「多くの人が知る前に、自分で考えて実践していた」
という優越感と自己満足。器が小さいですかね~。
何に驚いたのか?
それは、著者が始めた腕立て伏せの回数。
私は20回から始めましたが、著者は何回から始めたと思いますか?
なんと「1回」からなのです。
「ここまで小さくするのか!」
という驚き。
腕立て伏せには興味がありませんか?
それでは、ほかの分野でも見ていきましょう。
明日に続けます。