「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

習慣化に意志力・精神力は必要なのか?

 

こんばんは。

 

「小さく始める」

この習慣化を容易にするコツには、「徐々に負荷を増やしていく」という技法が伴う。これは大切なポイントです。

 

私は何十年と続けてきた筋トレにおいて、この「徐々に負荷を増やす」を活用しました。

これは、凡人が高みに至るための技法とも言っていいのでは、とすら思います。

天性の才能というものはあるものです。自分がそんな才能に恵まれなかったら、努力するしかありません。

努力を長期間にわたって続けることで、少しずつでも能力が備わってくる。その努力の中に「徐々に負荷を増やす」という仕組みを取り入れることで、能力向上の度合いが少し上向く。その少しの積み重ねが効いてくる。

 

努力というと「つらい」イメージがありますよね。精神的な強さを伴わないといけない、という固定観念が。

「小さく始める」×「徐々に負荷を増やす」の組み合わせは、精神的な強さだけに頼らないための方法。精神力、意志力だけに頼ると、うまくいかない場面がどうしても出てくる。人生順境の時ばかりではありませんから。強い精神力を発揮できない場面にはどうしても向き合うことになる。そんな環境においても前に進むために、精神力に頼らない仕組みを活用することが大切なのです。

 

と、ここまで書いておいて矛盾するように感じられるかもしれませんが、決して精神力、意志力に否定的な考えを持っているわけではありません。

 

「習慣化に意志力・精神力は必要なのか?」

と問われれば、

 

「必要」

 

と答えます。

 

自分がそういう経験を重ねてきたからが故の言葉かもしれません。

私が若かりし頃は、まだ「根性」に重きが置かれていた時代でしたしね。

 

客観的に考えてみても、長い人生においてはどうしても精神力が重要になってくる場面は出てくると思うのです。

また、強い意志力がなければ、自分が得たいものを簡単に得ることはできないし、自分がものにしたい生活習慣を容易に身に付けることはできない。望むものが大きければ大きいほど、その傾向が高まる。

 

習慣化を達成したあかつきには、精神力に頼らずにその営みを自動的に行うことができる。でも、習慣化の過程においては、精神力が必要な場面は出てくる。それだけに頼らない技法を活用したとしても、精神力の強さが成否を分けるような状況というのは出てくる、と思っておいた方がいい。

もっと言うと、習慣化の過程で自分の精神力を鍛えるという視点を持っておいた方がいいと考えています。

 

明日に続けます。

 

 

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