習慣化の過程で自信を育む
こんばんは。
「習慣化に意志力・精神力は必要なのか？」との問いには「必要」と答える。
昨日の記事でこう書きました。
この言葉は少し正確ではありませんでした。
「いざというときに必要な場面が出てくる」という表現の方が適切でしょう。
精神力だけに頼って何かを習慣にすることは得策ではない。でも、精神力が必要な場面も出てきますよ、ということです。
精神の強さは、習慣化の過程だけでなく、私たちの生活、人生のあらゆる場面で必要とされる場面が出てきます。脆弱な心では、せっかくのチャンスを掴めないことになってします。チャレンジもできず立ちすくんでしまう。また、幾多も降りかかり、立ち向かわなくてはいけない厳しい出来事や事件に立ち向かうにも、強い心が重要になってきます。
習慣化という試みを、その過程を、自分の精神を鍛えるトレーニングとして活用することもできると思うのです。
どんな状況に陥っても、負けずに続ける。やりきる。やり切ったときに自信が生まれる。その自信が、さらに心を強くする栄養となっていく。何が起こるか分からい人生を生きていく上での、強さを養っていく。それを習慣化の過程で実現できるのではないでしょうか。
私は筋トレを毎週欠かさずに何十年も続けてきました。
毎週自宅にいるわけではありません。例えば、ある時には異国を旅していた。そんな時でも、必ず筋トレの時間を確保する。旅先を満喫する時間を減らさないように、早朝にトレーニングに励む。
極度に忙しくて、もしくは体調が思わしくなくて、筋トレなどやれる体力がない時もあった。そんな状況でも、気力を振り絞って筋トレをこなす。
こういう経験を重ねていくと、自信が生じてくるのです。その自信を得たいがために続けていた、という面もあります。また、自信を失わないためにこの営みを止めなかったという面も。
この「自信」というのは本当に強い力を持っています。成功体験により自信を得ることで、もっとチャレンジをして多くを経験していく。成功への王道です。華々しい成功体験でなくても、「筋トレを欠かさずやる」というのも成功です。自分がやりさえすれば必ず得られる成功なのです。これを活用しない手はないですよね。
この思いは、自身が生きてきたなかで、知らぬ間に抱いていたものでした。
そして、ある時「強い精神を持つ」ことをより強く肯定することになりました。自分の考えを肯定してもらった、さらに、もっと強くなりたいと思うようになったのでした。
それにはある一人の人物との出会いがありました。
明日に続けます。
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