「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

「〇×リスト」でやってはいけないこと

 

こんばんは。

 

「一度にいくつもの習慣化を試みない」

習慣化を容易にする4つの技法の2つ目として話を始めました。

そして、この技法と密接に絡んでいる、行動目標を実践したかどうかをチェックする「〇×リスト」。毎日のこの短い作業が生む効果を実感していただきたい。昨日はそんな話をしました。

 

この「〇×リスト」の行動目標は毎月見直しを行っています。

必ず毎月変更を加えるわけではなく、前月と同じリストとすることもあります。更新しないのは、前月の行動目標をさらに続けたいという場合と、おざなりになってしまっている場合のどちらか。

月末までには翌月の行動目標をリストアップして、翌月の月初めか新しいリストとともに生きるというのが通常パターン。

この「行動目標を考える」時間というのは本当に有意義な時間です。自分の生活を、長期的には、人生を良い方向に導くためのアクションを考える時間は、自分の幸福に、そして、幸福感に直結しますから。ワクワクするし、希望も感じることができる。幸せを感じられる時間でもあるのです。

でも、気をつけないといけないポイントがあります。実際のところ、私はこの過ちを何度も犯してきたのです・・・。

行動目標を考えている時には、やりたいことが山ほど浮かんできますし、さらには、それらを難なくできそうな気になってしまうのです。ワクワク感が現実を見えなくさせてしまうのですね。

 

例えば、こんな目標をリストアップしたとします。

 

・毎朝5時に起きる

・英書を30分読む

・腕立て伏せを100回、腹筋を100回行う

TOEICの問題集を30分学ぶ

・料理を作る

・ビールは1缶以内に収める

 

タスク自体はいいですよね~。より健康的で知的な生活を送るための行動をとりたい、という心構えも素晴らしい。

でも、これまで、これらのタスクを習慣的に行ってきた実績もなく、すべて一から始めようと思っていたらどうでしょう。

 

どれも実現できない、という結果になるのは目に見えていると思いませんか?

 

既にお伝えした「小さく始める」という鉄則にも逆らっていますしね。

 

自分にとってプラスになるタスクが山ほどある。そして、それらを実践すべくリスト化し行動しようとする。これはいいですよね。何も考えずに漫然と生きているのに比べれば、よっぽど意識が高く、少しは生産性が高いかもしれません。

でも、本当に実現できるのか? 本当に習慣化できるのか? という観点で考えれば、これは絶対に避けなければなりません。

 

明日に続けます。

 

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