「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

前向きな気持ちに満ちている時こそ注意したい

 

こんばんは。

 

習慣化を容易にする2つ目の技法「一度にいくつものの習慣化を試みない」。

 

これは前向きな気持ちに満ちている時、ヤル気がみなぎっている時にやってしまいがちな罠。

自分の人生を良い方向に進めていくための行動目標を考えるのは有意義であり、楽しい時間でもあります。そんな時には、何でもやれる気がしてしまうのです。無理目の目標を何個もリストアップしてしまい「明日からやるぞ!」「人生を変えるぞ!」と意気込みます。

これは、まさに過去の私なのですね…。

考えていた行動目標を〇×リストに書き込むのが月末の週末。翌月初めからロケットスタートを切るための準備は終えておく。少なくとも、気持ち的には準備万端になっていました。

初日はなんとかなります。まだ気力も衰えていませんから。でも早ければ2日目から、達成できないタスクが出てきます。掲げた行動目標以外にも、日常の生活でやらなくてはいけないことはあるわけです。それらに忙殺されながら、新しい行動を日常に取り入れるのは簡単ではありません。たとえ、新たに加える新行動が1つだったとしても、それを実践するには意志力を必要としますし、ストレスを伴います。まして、そんな新行動をいくつもやろうとしたら、意志力は枯渇してしまいますよね。さらに、それらがハードルの高いものであればなおさら。毎日続けることは至難の業です。

 

〇×リストに掲げた数多くの新行動目標のすべてが実践できないわけではありません。そのうちいくつかには〇をつけられたりする。

〇をつけることで、×になってしまった目標を問題視しなくなってしまう。こういうことも起こります。

「今日は3つも〇をつけることができたから、まあいいか」と、できていない部分に目をつぶってしまうのです。さらには「今日は〇が2個あった。頑張っているな~」と自己満足までしてしまう始末。

そして、月末になると、「今月はこのタスクは実践できなかった。来月はやるぞ!」とリストに残す。でも、来月になると同じことを繰り返す。

これでは、いつまで経っても習慣化には至りませんよね。ごくたま~に実践できたとしても、継続できなければ意味がありません。1日早起きして読書時間を持てたとしても、それが毎日の習慣にならなければ、たった1回の朝時間しか持てないのですからね。

 

本当に習慣化したい行動があるのであれば、それに一点集中する。意志力を分散させず、そのことを必ず実践できるような環境を作っておく。

 

これは習慣化において忘れてはならないポイントです。

 

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