身体の疲れを睡眠に活かす 「歩く」ことを活用する
こんばんは。
「眠りを中心に生活を組み立てる」
この技法に欠かしてはならない、一つの行いがあります。
それは
日中に体を疲れされる
こと。
肉体的な疲れを活用し、深い眠りをとりやすくするのです。
あなたが子供のころを思い出してみてください。
昼間に思いっきり遊んで、体がヘトヘトになるまで動き回ったあの頃。その夜は、疲れ切っていつの間にか深い眠りに入っていた。
そんな体験をされていると思います。
子どもと大人では、生理的にも異なりますので、大人のあなたの場合は実際にはこうは簡単に行きません。でも、肉体的な疲れが眠りと深い関係を有するという点は、子どもでも大人でも変わらないですよね。
さらに、子どもと大人では環境も違います。大人になると、肉体的な疲れを感じる場面が少なくなってきます。肉体労働に従事されている方や、外回りで歩き回っている営業マンは、この点で有利かもしれません。日中に肉体を使うことで、疲労を得る(?)ことができますから。
でも、そうでない事務的な仕事をされている方は、日中あまり体を動かすことはありません。肩こりや腰痛は感じるかもしれませんが、肉体を酷使し疲れるということはほとんどないでしょう。その代わりに頭と心に疲労をため込んでしまいますが。
もしあなたが、企業で働いているのであれば、日中に運動する時間をとることは難しいでしょう。会社を抜け出してジョギングすることなどできませんからね。いっそのこと休暇を取ったほうがいい、精神的に堪えている時には。そうすれば思いっきり運動する時間がとれますよ。とはいっても、現実的には休めない、という方が多いでしょう。
そういった環境でもできる運動は何でしょうか。
それは「ウォーキング」です。歩く、ことですね。
可能であれば、仕事を始める前にランニングをする、ウォーキングをするというのがベストなのですが、ふだんしていなければ急にできるものではありません。それ以前にそんな時間的余裕も精神的余裕もないでしょう。
現実的な方法を考えてみましょう。
会社の中で、ふだんより多く歩くことを心掛ける。エレベーターの代わりに階段を使う。これだけでも少しは変わってきます。いつも通り過ごすよりは、よっぽどマシです。ランチの後に散歩をすることも可能かもしれません。
でも、これだけでは足りません。効果的なのは、通勤時間に、より多く「歩く」こと。自宅の最寄り駅までバスや自転車を使わずに「歩く」。最寄り駅の一つ前の駅で降りて事務所まで「歩く」。
これならできそうな気がしませんか?
明日に続けます。