「歩く」ことで状況を変えることができる
こんばんは。
もしあなたが精神的につらい状況にあるなら、積極的に「眠り」を取りに行っていただきたい。眠ることで心身を休める。簡単なことですが、これが効くのです。いつもより長い睡眠をとる、良質な睡眠をとる。これだけでも、心の状態は上向いていきます。その深刻度にもよりますが、少なくとも「ますます落ち込んでいく」という状態を和らげることはできると思います。
そして、質の高い睡眠をとるために欠かせないのが「日中に体を疲れさせる」こと。肉体的な疲れを利用して、早い段階で深い眠りのステージに到達しやすくなります。
とはいっても、そういう状況にいるときには、運動をする時間がとれないのが実態かもしれません。
そんな時でもできるのが「歩く」こと。積極的に歩く。いつもより長い時間を歩く。これだけでも、体への負荷は増えます。長く歩けば歩くほど、疲れも増していく。それが良質な睡眠へと繋がっていくのです。
精神的につらい時ほど「歩く」。そのメリットは、体を疲れさせて良い眠りへとつなげることにとどまりません。
歩くことで気分転換を図ることができる。この効用も見逃してはいけません。精神的に追い込まれていると、ネガティブな考えが次から次へと浮かんできます。家でじっとしていると、その考えがどんどん膨らんでいきます。ヤケ酒でも飲もうものなら、より悲観的に物事を考えてしまうかもしれません。
こういう時は家に居続けるのはよくない。外に出ることで、気分の停滞を避けることが必要なのです。
歩いていても、ネガティブな思いが消えるわけではありませんよ。次から次へと妄想がふくらんでいくのは変わりません。でも、歩き続けていることで、少しずつ状況は変わってきます。
私たちの体の中の生理的な現象を知ると、その実際のところがより分かりやすい。ウォーキングをすると、神経伝達物質のセロトニンというホルモンが分泌されやすくなる。これは別名幸せホルモン。精神的な安定を得やすくなるのです。
視界が変わるというもの大切なポイント。追い込まれていると暗い感情の中に居続けてしまう。ネガティブな考え叶逃れられなくなってしまう。感情や思考が一点に固定されてしまうのです。心の中で頭の中で、同じものを見続けてしまうのです。その状況を変えるには、実際に見るものを変えるのが効果的。目で見るものを変えることで、感情と思考が無意識に見てしまっているものを変えるのです。
辛い状況に置かれている方には、ぜひウォーキングをしてほしい。私も「歩く」ことで救われてきました。ぜひ試してみていただきたいと思います。
