自然に身を委ねる。自然に身を浸す。
こんばんは。
本日もこのブログにお越しいただきありがとうございます。
「自然」についての田坂広志さんの言葉。
氏の文章を読んで「太陽のありがたみに感謝し力をもらっている」自分の習慣にお墨付きをいただいたような気分になりました。
同時に「なんでもっと自然の偉大な力をこれまで活かしてこなかったのか」という反省と「これからどんどん癒されるぞ!」という希望が入り混じった感情をいだきました。
「癒されるぞ!」という受動的な現象を能動的に取りに行く表現。これは少しおかしな感じがしますが、実際にこんな感情がわきおこったのですw
二つの著作で語られていた下記の二つの文章。
自然には偉大な「浄化力」がある。「浄化力」によって心身ともに「癒される」。
自然の偉大な浄化力に身を委ねる。これは、自然に「身を浸す」こと。
そういえば最後に大自然の中に身を置いたのはいつだろう?
そう思いを巡らせましたが、何も思い出せない。もしかしたら、そんな経験をしたことがないのかもしれません。
学生時代に山の中を走り回ったことはある。でも、「大自然を感じた」、「大自然とともに生きた」という経験ではなかった。
だいぶ時を経てから世界を旅する中で、自然を味わうこともあった。そういえば、北欧のフィヨルドの景色は荘厳だったな~。でも、これとて自然とともに生きた瞬間ではなかった。
自然に身を委ねる。自然に身を浸す。
私は、こんな経験をしてこなかった。それが残念でたまりませんでした。
そして、「自然を積極的に取りに行こう」と行動を起こすことに。
私が住んでいる街は都会ではありませんが、自然がすぐそこにある環境でもありません。車で少し行けばきっと自然にあふれた地域はあるのでしょうが、何せ車を手放してしまったのだから、それもままならない。
近くで行けるとすれば、地域で一番大きい公園。わずかではあるけれども、木々に覆われた小道がある。私は毎日その公園の中を歩くことにしました。
でも、これでは十分ではないのですよね。何もしないよりもましかもしれませんが。
「必要なのはこんな小さな自然ではない」 そう思ってしまっている時点で、恵みなど得られないでしょう。そこに感謝の念がありませんから。
恥ずかしながら、その後も「大自然」に囲まれることなく、今日まで来てしまいました…。
コロナウィルスの蔓延により、外出が制限されてしまったこともあり、それを言い訳に実践を怠ってきたのでした。
コロナウィルスがいつ沈静化するかはいまだに不透明ですが、これ以上をこれを口実に実践を先送りにしてはいけない。
大自然の恵みを感じる。
このことを体験してみたいと思います。