平成で一番売れた日本酒を楽しむ
こんばんは。
この冬は熱燗を楽しもう!
と思い立つも、日本酒についての知識が浅い私。しかも自宅で熱燗を楽しむことが稀であったため、どんなお酒を使えばいいか分からない。
そんな私を後押ししてくれたのが近所にある量販店でした。
嬉しいことに、その週にセールでお得になっている日本酒があったのです。
その銘柄はといえば、
「白鶴まる」
です。
そう、白鶴酒造さんの「まる」です。
日本酒に疎い私も、この銘柄は知っています。
子供の頃からテレビコマーシャルで何度も見聞きしていたので自然と覚えてしまっているのです。今でも矢崎茂さんが出演されていたコマーシャルでのフレーズが頭に残っています。
その量販でのセール価格は2Lパックで800円を切る価格。これが安いのか高いのかもよく分からなかったのですが、棚に並んでいる他の日本酒と比べてみてもお得感がありました。しかも定番とくれば買って損はしないはず。喜び勇んでレジへと向かいました。
調べてみると、平成で一番売れた日本酒と言われているようですね。
「白鶴 サケパックまる1.8L」が発売されたのは1984年に遡ります。
あの「赤地に白い○」が描かれているパッケージは発売当初から変わらないようです、細かなデザイン変更はありましたが。その後、900ml、180ml、1.4Lとサイズのバリエーションが増やされ、180mlと500mlのアルミ缶もラインナップに加わっていきます。アルミ缶で売られていたとは面白い。今も販売されているのでしょうか。
日本酒と聞いて思い浮かぶのは、180mlのワンカップでしょうか。瓶に入っているお酒ですね。その発売は1995年。1998年には2.0L、3.0Lの大容量タイプが登場。
その後、「まる純米」「まる辛口」「米だけのまる純米酒」とレパートリーが増えて現在に至るようです。
「まる」というと大衆的なお酒で、味はそれなりなのではないか? と思っていませんか?
でも「白鶴 米だけのまる純米酒」が「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2018 メイン部門」で金賞受賞、「白鶴まる」が「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2019SAKE部門 普通酒カテゴリーでシルバーメダルを受賞と聞くとどうでしょうか?
単なる安酒ではなく質もそれなりに高い。だからこそ、多くの人に愛されているのでしょう。
私は決して白鶴酒造さんの回し者ではありませんw こうやって気になる商品の歴史を調べるのが面白いのです。
そして面白かったのが、読売ジャイアンツの丸選手がアンバサダーになっていたこと、これは知りませんでした。
自分が食すもの、身につけるもの、生活を共にするもの。その歴史や由来を学ぶことで、見方が変わってくる。より親しみをもって向き合うことにもつながる。そう思いませんか。