ウイット探求の旅で会心の一撃?
こんばんは。本日もお立ち寄りいただきありがとうございます。今晩も遅い更新となってしまいました。
「ジョークを言って人を笑わせる」を毎日の行動目標にリストアップし、日々実践に勤しむ。哀しいことにユーモアはセンスによるところが大きい。センスは訓練ではなかなか身につかないものなのです。
でも、ありがたかったのはその環境。
たとえ的はずれなことを言ったとしても受け入れてくる環境があった。「トライすることを寛容に受け止める」環境とでもいいましょうか。
「こいつは面白いことを言おうとしているな」というのが伝わると、それを好意的に捉えてくれる人が多かった。または「俺の方が面白いことを言えるんだぜ」といった思いからか、周囲の人が私に対してジョークを繰り出してくる回数が増えていったのです。これは嬉しい変化。やってみるもんだな~、やってよかったな〜と思いました。
結局は、フランス人の彼のようなユーモアを繰り出すには至りませんでしたが、少しは近づけたのではないかな~と勝手に自己評価したのでした。
そして、自分のウイット探求の旅(?)において、忘れられないイベントが訪れました。
それはある会社の受付での出来事。
仕事仲間と一緒にある会社を訪れた私は、受付で訪問相手を告げました。その訪問相手が現れるのを待つ間、二人で何気ない会話をしていたのです。
彼の話に対して、私は何気なくユーモアを込めた返しをしたのです。その場の思い付きで。
彼はいかにも「面白い。ナイスだ!」というような笑顔を返した。それだけでも嬉しかったのですが、それでは終わらなかった。
どこかから「クスッ」という笑い声が聞こえてきたのです。私たちの会話を聞いていたであろう受付の方の「クスッ」だったのです。
これが本当に嬉しかった。会話に参加していない第三者が思わず笑ってしまうようなユーモア。私はそれを繰り出すことができたんだ、という高揚感と満足感。
これを機に、私は「ジョークを言って、人を笑わせる」という行動目標をリストから外すことにしました。達成したという一区切りとして。
こう書いていると、久しぶりにリストに加えてみようかな~という気になってきました。「ジョークを言うこと」を気にすることもなく、実際にそれほど言ってもいない。そんな期間が長くなってしまいましたから。
当時は「行動目標リスト」×「周囲の人の温かさ」が、日々の実践につながりました。
今回も「行動目標リスト」を活用することで、自分を律することはできると思います。問題は「周囲の人の温かさ」かもしれません。周囲を巻き込んでユーモアに寛容な環境を作り出せるかどうか。
試してみたい。そう思っています。