「知ってるつもり」を「知っている」に変えていく
こんばんは。本日もこのブログにお越しいただきありがとうございます。
タニタさんのホームページから健康に関する指標について学ぶシリーズ。これも本日が最後となります。
最後の指標は「推定骨量」。
これも気になります。
骨の量が、多寡が健康とどう関係があるのか? 多いほうが良さそうな気はしますが、実際のところはどうなのだろう。
これも知っておいた方がいい。
からだを支えたり内臓や脳を保護するなど、大切な役割を果たす骨。その骨全体に含まれるカルシウムなどのミネラルの量を「骨量」といいます。
正しくは「骨塩量」といいますが、タニタでは一般的に用いられている「骨量」と表示し、脂肪以外の組織(除脂肪量)との相関関係をもとに統計的に推定した「推定骨量」を表示します。
骨は変化しないように見えますが、実は活発な新陳代謝をくり返して、からだが必要とするカルシウムを供給したり、新しい骨を作ったりしているのです。
骨量を増やすべき時期にいる若者の無理なダイエットや、骨量低下から来る高齢者の寝たきりなど、骨に関する問題が注目されています。骨は筋肉との関係が強い組織で、やせ過ぎや運動不足は骨量の減少につながりますので、適度な運動と食事によって筋肉と骨を一緒に維持・増進しましょう。
骨量は筋肉量と同様、成長に合わせて増え、特に思春期ごろ急激に増加し、20才ごろにピークを迎え、その後、維持期を経て、加齢とともに徐々に減少する傾向があります。成長期に無理なダイエットを行うと、十分な骨量が蓄えられず、将来、すかすかな骨になってしまう危険があります。骨量が増加する成長期に十分に骨量を増やし、成長期以降もカルシウム摂取を心がけ、適度な日光浴や継続した運動を行い、最大骨量を高めておくことが大切です。
日常において、内臓脂肪と同様、いや内臓脂肪以上に骨量について気にすることはないでしょう。
高齢にならないと切実に感じることはないかもしれません。でも、若いときからの日々の生き方、心がけが大きく影響してくる項目であることが分かったと思います。
適度な日光浴と継続した運動が大切と聞くと、ますますウォーキングに励みたくなってきませんか。晴れた朝の日に歩くのは気分もいいですからね。
いかがでしたでしょうか。
それぞれの項目の定義や測定方法を知ると、データの見方が変わってくるように感じます。(単純な性格ですみません…)
「知ってるつもり」を「知っている」に変える心掛け。
この心掛けはより良く生きるための大切な習慣だと思っています。習慣化は積み重ね、継続の結果ですから、チャンスがあったら常に実践することが重要。
面倒くさがらずに調べる。これが習慣化できれば人生が変わるかもしれませんよ。小さなことが大きなことにつながるのですから。