「失敗」ではなく「一つの結果」と捉える
こんばんは。
まずは「スナック菓子を買わない生活」の定例報告。
7日目も無事クリアしました。1週間達成です!
岡田斗司夫さんの名著『いつまでもデブと思うなよ』からの学びに話しを戻します。
「レコーディング・ダイエット」の「上昇」ステージについて。
ポイントをもう一度記載しておきますね。
・上昇・カロリーを制御する
・「上昇」のポイント
①体重・体脂肪率を毎日計り、口に入れたものすべてをメモし、カロリーを計算する
②一日の摂取カロリーを年齢・性別にあわせて決め、それを守る
③食べ過ぎても後悔や反省はせず、翌日からのフォローで切り抜ける
④毎日、水を二リットル飲む
3番目のポイントの「食べ過ぎても後悔や反省はせず、翌日からのフォローで切り抜ける」というのは大切な視点です。
こうも書かれています。
・一番いけないのは「ルールを守れなかったダメな俺」と無用な落ち込みや自己否定をしてしまうことだ。
ダイエット中にもかかわらず「食べ過ぎてしまった!」というときに、いかに対処できるか。
それまで真剣に、そして深刻にダイエットに勤しんできた。つらさに耐えながら、必死に継続してきた。その感情の度合いが大きいほど、その過ちを大きく捉えてしまう。
ダイエットは「自己コントロール」を鍛えるのに有用だと書きましたが、同時に、途中で失敗してしまうと、自己を卑下したり、否定したりする危険性もはらんでいます。自信を喪失して、自尊心が棄損することもある。
そこまで深刻に考えないとしても、一度の「食べ過ぎ」でダイエットを諦めてしまう可能性は高いですね。「もうダメだ。もうやめよう」と自暴自棄になってしまって、かつての食生活に一気に戻ってしまうという事態に。
でも「食べ過ぎ」は「失敗」ではない、と捉えることで、そんなネガティブな状況に陥ることを避けることができる。
・「記録」をなにより優先すること。レコーディング・ダイエットにおいて失敗とは「食べすぎ」ではない。1500kcalをオーバーしちゃっても、それは「ある日の結果」であって、ダイエットの失敗を意味しない。「食べすぎ」よりも、「記録していない」方がずっと失敗なのだ。
「食べ過ぎ」を「失敗」ではなく、「ある日の結果」と捉える。そして、次の日から、淡々とダイエットを続けていく。次の日からリカバリーしていけば、被害は小さくて済む。軌道修正を図ることができる。
これは人生の他の側面にもあてはまりますよね。
ある出来事を「失敗」と捉えて諦めてしまう。それまでせっかく継続してきたのに、次の日からはその営みを放棄してしまう。これが一番いけないこと。
「結果」として受け入れて、翌日から、その営みを再開する。多少つまずいたけれども、めげずに続けていく。そうすることで、私たちは前進していくことができるのです。