「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

ロシアのウクライナ侵攻を見て思う

 

 

こんばんは。

 

ロシアのウクライナ侵攻が始まってはや3ヶ月が経とうとしています。

何となくですが、侵攻が始まるのは時間の問題だと確信していました。

侵攻前の数週間、米国がロシアをあおるような態度、もっというと、侵攻を促すような挑発をしていた。そんな雰囲気を感じていたのは、私だけではないと思います。米国の真意がどこにあるのか分かりませんが、ロシアはそれに乗るようなかたちで侵攻を開始。

 

でも、戦争状態がこんなにも長期間続くとは想像していませんでした。

ロシアが短期間で勝利を収めるのではないか、と思い込んでいたのです。

侵攻初期における連日の報道では、ロシアの兵器が古いとか、ロシア軍の士気が低いとかいったことが言われてきました。ロシアのGDPは世界11位で韓国を下回っているとか、軍事力は大したことがない、といったことも。

それらはこの長期化の原因の一つ一つの要素でしょう。でも、このような状況になってから、後付けで示されたように感じませんか。侵攻前にこんな報道がされていたとは記憶していません。といっても、テレビは見ないのでどんな報道がなされていたのかを詳しくは認識しておりませんが。

 

こんな言い方は不適切かもしれませんが、侵攻をなかなか実行に移さないことでウクライナに十分すぎるほどの準備期間を与えてしまったのが、ロシア側の失敗の一つだと思います。

なぜすぐに侵攻しなかったのか。その裏に何があったのかは分かりません。水面下で最後まで戦闘回避に向け交渉が行われていたのかもしれません。

 

プーチンは自国の軍事力を過信していたのでしょう。独裁者の彼の期限を損ねたくない取り巻きが、都合の良い情報しか伝えていなかった、という報道もありますし。

軍事行動の端緒は、敵の裏を書くこと、敵が思っていないことを仕掛けることが重要な要素。少なくとも過去の戦争の歴史を紐解けば。

例えば、第二次世界大戦ヒトラーチェコ全土への侵攻。当時イギリスの首相であったネヴィル・チェンバレンは、ヒトラーとの会談との後、ドイツがチェコ全土へは侵攻しないと信じるに至った。その裏をかいて侵攻に移ったからこそ、ヒトラー優位の構図が出来上がってしまった。

このあたりのストーリーは過去の記事で書いています。

 

koushi-blog.hatenablog.com

 

koushi-blog.hatenablog.com

 

翻って、今回のプーチンはそういう策略は持っていなかったように思えます。

正面衝突でも勝てると踏んでいたのでしょう。およそ8年前にクリミアをロシア領土化した成功が、慢心を招いたのかもしれません。当時のオバマ政権の弱腰が、今になって米国側に優位性を持たせるとは皮肉な話ですね。

 

こうやって書いてきたのは、あくまでも私が今思いつた想像話であり、実際のところはよく分かりません。私だけでなく全世界の一般市民は知ることがないでしょう、侵攻が終わったとしても。

 

 

ロシアについての報道を繰り返し耳にする中で、私は個人的なロシアとの接点を思い出していました。

 

明日に続けます。

 

 

 

にほんブログ村 英語ブログへ
にほんブログ村

 

にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村

 

ブログランキング・にほんブログ村へ