ロシアといえば○○○○
こんばんは。
トルコの現地ツアーに参加したときに出会ったロシアの方との交流についてお話しています。
それは、ランチ込みのワンデイツアー。
参加者は20人ほどだったでしょうか。日本人は私一人。他にアジ化の人はいませんでした。私以外の人は、いわゆる「欧米人」というか「西洋人」といった方たち。アメリカからの参加者もいましたが、大多数はヨーロッパの方々。国籍までは分かりませんでしたが、多様な地域から参加している、というのは分かりました。
ちなみに、私たち日本人からすると、欧米系の人の国籍や出身は一見ではわかりにくいですよね。みんな同じに見えてしまう。これはおそらく逆も成り立ちます。ヨーロッパの人からすると、東アジアの人たちの国籍は分かりにくいんです。日本人、中国人、韓国人の差は分かりにくいんだと思います。
でも、これは慣れの問題だと思うんですよね。ある程度の期間、ヨーロッパに住んでみる。逆に、ヨーロッパの人が東アジアに住んでみる。そうすると、国籍の違いが何となく分かってくる。
この時、私はある程度の期間ヨーロッパを旅していました。なので、何となくは、どのあたりから来たのかな~というのは感じることができるようになっていました。
参加者の中に、4人で参加している家族がいました。中学生と小学生くらいの2人の息子さんとその両親という構成。
「このご家族は、おそらくロシアからいらしたのかな~」と感じました。ロシアの方は、顔立ちに西ヨーロッパの人とはやはり違う特徴があるんですよね。そして、当時はロシアの旅行者をいろいろな国で見かけることも多かったので。
加えて、その直感を確かなものにしたことがあります。
それは、
お父さんがウオッカの小瓶を懐から取り出して飲んでいたから、ですw
これは分かりやすいですよね。
ロシアといえばウオッカ。これは酒飲みだからこそ浮かぶ発想かもしれませんw
でも、当時仲の良かった周囲のヨーロッパ人と話をしても、ロシア人について「お酒大好き」という印象を持っている人が多かった。
「ロシア人といえば、アルコール依存だな。彼らはいつもウオッカを手放さずに、一日中飲んでいるに違いない」と、ユーモア交じりに言う仲間もいました。
断っておきますが、これはロシア人も含めた数人で話をしていたときのコメント。ヨーロッパでは皮肉を込めた言い回し(いわゆるウィットですね)が好まれる傾向があると感じるのですが、その当人がいる場合に言われることが多い。決してその人をおとしめようと思っているのではなく、むしろ愛情を込めた表現。言われた方も、思わず笑ってしまうような。当人がいないところで、こういうことを言う人は少なかった。(それは単なる陰口ですね。)
これが、私が当時の仲間を好きになった理由、ひいては、ヨーロッパを好きになった理由の一つでもあります。そして、ウィットへの憧れを強めた要因でもあります。
少し話がそれてしまいまいた。
明日に続けます。