北風と太陽
こんばんは。本日もお立ち寄りいただきありがとうございます。
先日「組合せ」について書いてきましたが、数か月前に「この組合せは最強だな~」と思ったものがあります。
それは「北風」と太陽」です。
おや? と思われましたか?
「北風と太陽」は有名な寓話ですよね。
「旅人の服を脱がす」というテーマを基に戦った北風と太陽。
両者は対立するもの、というイメージが強いかもしれません。
でも、それは物語の中の話で合って、現実世界においては強力なタッグなのです。
まあ、現実世界といっても、それは私の日常生活という小さな世界において、なのですが。
このコンビが何に強いのか?
それは
「干し野菜をつくる」
という場面においてです。
ひょうし抜けされたかもしれませんねw
でも、私にとっては大事なことなのですw
この「干し野菜」生活を始めてすっかりはまってしまいました。
試しに一度「干し野菜」をやってみていただきたいと思います。あなたもその虜になるかもしれません。
「野菜を干す」ことに興味をもったのは、稲垣えみ子さんの著書を読んだから。彼女の生き方にすっかり魅了されてしまい、彼女の生活の一部を真似てみたい、そう思ったのがきっかけです。
稲垣えみ子さんについては、これまで何度か触れてきましたね。ご存じない方のために復習を兼ねてWikipediaから引用します。
稲垣 えみ子(いながき えみこ、1965年 - )は、日本のジャーナリスト。朝日新聞大阪本社デスク、朝日新聞論説委員、編集委員を歴任後、2016年に50歳で依願退職しフリージャーナリストになる。
「アフロ記者」といった方が馴染み深いでしょうか。
情熱大陸のイメージが強い方もいらっしゃるかもしれませんね。
当時から私はテレビ無し生活を続けていたこともあり、稲垣えみ子さんの存在を知りませんでしたw
たまたま書店で稲垣えみ子さんの書籍と出会ったのです。
彼女の著作はほとんど読みました。
『魂の退社』(東洋経済新報社 2016年)
『寂しい生活』(東洋経済新報社 2017年)
『もうレシピ本はいらない:人生を救う最強の食卓』(マガジンハウス 2017年)
『人生はどこでもドア:リヨンの14日間』(東洋経済新報社 2018年)
『一人のみで生きていく』(朝日出版社 2021年)
が特に印象に残っています。
中でも『寂しい生活』と『もうレシピ本はいらない』の中につづられている、慎ましい生活習慣の数々に興味を惹かれました。慎ましいといっても、貧乏くさいわけではない。むしろ、心は豊かに満ちあふれている。
「自分もこういう生き方をしてみたい!」
そういう思いを胸に抱いてからは、常に稲垣さんの文章を読んでいます。東洋経済やAERAでの記事更新が楽しみで、日曜日と月曜日に最初にチェックするのが、稲垣さんのコラムです。
すみません、「北風と太陽」の話のはずが、稲垣えみ子さんのお話に変わってしまいましたねw
でも、明日も稲垣えみ子さんの話を続けます!