最初からオリジナルなんて無理なんです。
こんばんは。
綾小路きみまろさんの著作『しょせん幸せなんて自己申告』の「成長」の章から、私がとったメモをお送りしています。
この章のキーワードは「継続」、「一瞬を真剣に生きる」、「オリジナル」の3ワード。
今日は次の文章をお伝えします。
・最初はくだらない「思いつき」でもいい。それを続ければ「オリジナル」になります。
続けて
・5分、15分、30分。即興でウケそうなトークを展開していく。ただただ必死に、一生懸命に話をしていたら「きみまろオリジナル漫談」が出来上がった。
オリジナルであること。
私たちは自分がオリジナルであることを欲します。他の人とは違う自分。その個が強ければ強いほど、その他大勢から抜け出すことができる。その他大勢に埋もれない。
この想いは、ビジネスの世界においてより顕著に表れる。ビジネスでの成功のためには、「選んでもらう」必要がある。そして、選んでもらうためには「オリジナル」が欠かせない。
「あなただから選ぶ」という言葉ほどうれしいものはありません。これは個人でビジネスを営む方はよくわかりますよね。「嬉しい」だけでなく、どちらかというと「死活問題」かもしれません。他の人と違う部分、選んでもらう理由がないといけないのですから。
企業に勤める方にも「オリジナル」は欠かせない。
「あいつなら、この仕事ができるはず」、「あいつにこそ、このポジションが適している」「あいつだからこそ、この役割を担ってほしい」。
業においては出世がどうしても重要になってくる。「出世できるかどうか」において重要な要素の一つが「選ばれること」。そして、選ばれるために「オリジナル」が大切なんですね。
では、どうしたらオリジナルな存在になれるのか?
その答えが、冒頭にご紹介した2つの文章に表わされているんです。
・最初はくだらない「思いつき」でもいい。それを続ければ「オリジナル」になります。
・5分、15分、30分。即興でウケそうなトークを展開していく。ただただ必死に、一生懸命に話をしていたら「きみまろオリジナル漫談」が出来上がった。
「継続」、「一瞬を真剣に生きる」、「オリジナル」という3つのキーワードの関わりがお分かりいただけたと思います。
最初からオリジナルなんて無理なんですね。「思いつき」でもいい。それを続けていくと、長い年月を経て「オリジナル」になっていく。
ダラダラと、中途半端に続けるのではダメなんですね。「必死に一生懸命に続ける」ことでオリジナルが生み出される。
あと「即興」というのも重要なポイントなんです。「即興」については、その重要性に気づいて一時期真剣に学んだ時期もあります。
簡単に済ませることはできないテーマですので、改めてこのことについて書く機会を持ちたいと思います。