日本の会社で「嫉妬」と無縁になれる3つの方法
こんばんは。
他人への嫉妬心を遠ざける、軽減するための方法。
・大切なのは「自分がよければそれでいい」と思うこと。
楠木建さんのアドバイスから、日本の会社に属することのつらさ(?)について書いてきました。少し話がそれてしまったかもしれませんが、もう少し続けます。
日本の会社ではどうしても「他人への嫉妬」が生じやすい。でも、この最も醜い感情である「嫉妬」を遠ざけて幸せに生きている人もいます。会社員の友人や知人から見聞きした話をベースに何ができるのか、まとめてみました。
①他人よりダントツに優れる
これはベストの方法です。嫉妬という感情は、自分と他者が同レベルだと考えるから生じるんですよね。あなたが他人より、周りより優れていることが明白であれば、あなたは他人に嫉妬心を抱かなくて済みます。でも、あなたは他人から嫉妬されてしまうかもしれません。だからこそ「ダントツに」、「けた違いに」優れることが必要なんです。「あいつは凄い」「あいつには叶わない」と思われる存在になれば、嫉妬されることはありませんから。
まぁ、現実的には難しいかもしれません。そんなに秀でることができれば苦労しないよ、という話になってしまいますね。
②出世競争から早めに降りる
企業の中でのポジションは限られていますから、誰もが望む役職につけるわけではありません。ですので、多くの人が現実に折り合いをつけて、それを受け入れるというのが実態ですね。でも中にはうまく折り合いをつけられない人もいる。ある程度順調に出世していたりすると、出世が叶わなくなった自分を受け入れられず、他人に嫉妬心をいだいてしまう。そういう傾向があるのではないでしょうか。
消極的に受け入れるのではなく、積極的に「出世競争から降りる」ことで、平穏な心持ちで暮らせる時間は長くなるかもしれません。「出世だけが人生ではない」とどれだけ早く気づけるか、がポイントでしょうか。
③そもそも出世を考えない
こちらは、最初から出世を考えないので、より能動的と言えるかもしれません。
若い世代ではこういう考え方を持っている人がより多いですね、中高年に比べると。こういう生き方を選択すると、「他人との比較」の罠に陥らなくて済む。会社以外の時間こそが自分の人生の時間なので、会社の中での人間関係に心を煩わされることが減る。まさしく「他人のことは気にしない。自分さえ良ければいい」という心持ちで冷静に穏やかに時間を過ごすことができます。
こういう考え方ができるかどうかは、突き詰めていえば「自分の人生をどう捉えるか」によってきますね。人生の生きる目的は何なのか、何を一番に優先して生きていくのか、何を幸せの源泉とするのか、どうやって幸せを実現するのか、といった、より大きな視点が欠かせません。それが自分の心の中の芯となっていれば、会社でむように他人と張り合う必要はありませんね。
いかがでしょうか。
明日は、身近にいる「幸せそうな人」についてもっと見ていきたいと思います。