「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

不満、鬱憤、鬱屈、屈託…

 

こんばんは。

 

社会人大学院に通う部下への不満を漏らす相談者に、楠木建さんは苦言を呈します。

このことと関連しますが、幼児性の三つ目は、他人のことに関心を持ちすぎるということです。繰り返しますが、仕事の部下としてその人のことを気にかけるのは上司として当然のことですが、仕事を離れればみなそれぞれに独立した人間です。社会人大学に行くなどという私生活が気に入らないなんて、他人のことを気にしすぎている。

さらに

なぜそうなるのかと言えば、本当にその人が気になるというよりも、自分の中に何かの不満や不足感があって、その埋め合わせという面が大きいのではないかと思います。

自分の不満や不足感を埋め合わせるために、他人に矛先を向ける、ということですね。

家で奥さんと口喧嘩になって、その機嫌の悪さを会社に持ち込んでしまう。こんなことはあるでしょう。人間なんですから許しましょう、もしその人が気づいて反省し詫びを入れるのであれば。

でも、そういう一時的であまり害のない「気晴らし」ばかりとは限らないんです。

自分の仕事や生活に何かさみしさや不満、鬱憤、鬱屈、屈託があっていま一つ充実していない。そういう人は他人の欠点や問題、もっと言えば「不幸」を見て心の安らぎを得るというか、鬱憤晴らしをするところがあります。

 

不満、鬱憤、鬱屈、屈託。

まあ、よくもこんなに「不満」に関連する単語を列挙されましたねw

不満と鬱憤はまだ分かります。よく使う言葉ですし。鬱屈、屈託はあまり使いませんよね。語彙力アップの勉強にもなります。楠木建さん、ありがとうございます!

 

自分の中にある鬱積。これを晴らすために、他人の欠点や問題点を粗探しする。欠点や問題点を執拗に他人に見出そうとするんですよね、そういう人は。自分に甘くて他人に厳しいタイプにこういう人が多いですかね。

そういうひとは他人に問題点を見い出して、自分に安らぎを与えようとしているんです。本当に迷惑な人ですね…・

楠木建さんがいうように、「他人の不幸を見て心の安らぎを得る」人がいるんです。正確に言えば、こういう性質は誰もが持ってはいます。

これは今に始まったことではなく、昔から人間なんてそんなものです。

楠木建さんもこうおっしゃっています。これは人間の性質なんですね。

 

「昔から」という表現から、歴史上の一幕を例えに示していただけるのかと思いきや、その期待というか予想は裏切られました。

でも、その例は身近で分かりやすくて、これもまたいいな~と思ったんです。何も歴史上の大イベントなんて引用する必要はありません。もっと自分に近い、具体的な話の方が腑に落ちますからね。

 

明日に続けます。

 

 

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