「行動と見識」KOUSHIのブログ

行動と見識で人生を豊かにする

今ここに意識を向ける

 

こんばんは。

Patricia Ryan Madsonさんの『improv wisdom Don’t Prepare, Just Show Up』

二つ目の格言である「don’t prepare」についてご紹介しています。

 

今日の文章はこちらから。

Instead of preparing an outcome, ready yourself for whatever may come. Open your eyes, breathe fully, and attend to just this moment. Make it your world. Allow planning or thinking-ahead thoughts to pass through if they occur. If your mind gets absorbed in these thoughts (“stock-piling,” I call it), redirect your attention to a detail in the immediate environment. Just as stray thoughts occur in meditation, allow planning thoughts to pass by like clouds. Don’t go with them.

ここで、Patriciaさんは瞑想についても触れられていますね。彼女は日本の「禅」についても学び、実践されています。improvと禅の関連性は深いのです。

瞑想を試したことがある方ならお分かりかもしれませんが、じっと今に集中する、何ごとにも意識を逸らされない、というのは本当に難しいですよね。私の場合は、雑念が次から次から浮かんできますw その時には、それらの雑念が過ぎ去るのを待つしかありません。「雑念を持ってはいけない!」と思えば思うほど、雑念から逃れられない。どんどん深みにはまってしまうのです。

Patriciaさんは、計画や事前に考える癖を「stock-pilling」と呼んでいますが、これらの考えにはまりそうになったら、あなたの意識を、その場の環境の細部に向けることを勧めています。瞑想で雑念が浮かんできた時にそれらが雲のように消え去るのを待つのと同じように、stock-pillingが消え去ることを許す。決して、stick-pillingに意識を持っていかれてはいけない、と。

 

準備をしない、つまり、「準備する」代わりに「今ここに意識を向ける」ことで、私たちが得られるものがある、とPatriciaさんは言います。

Substitute attention for preparation. Then you will be working in real time. Focusing attention on the present puts you in touch with a kind of natural wisdom. When you enter the moment with heightened awareness, what you need to do becomes obvious. You discover that you already have the answers.

準備ではなく、今ここに意識を集中することで、私たちはnatural wisdomとつながることができる。

natural wisdomは、自然の力、偉大な力、神、とでも訳せますでしょうか。集合意識といってもいいかもしれません。私たち一人ひとりが持つ限られた存在ではなく、この世を動かしている絶大な力とつながることができる。

そうなると、私たちがすべきことは自然と明らかになる。私たちは、私たちがすでにその答えを持っていることに気づく。

少しスピリチュアルに感じるかもしれません。でも、「今ここに意識を集中する」ことは瞑想や祈りに通ずるものがあるのでしょう。

 

Each of us is full of images, words, solutions, advice, stories. Trust your imagination. Trust your mind. Allow yourself to be surprised. This way of working feels quite different from that of “thinking up an answer.”

あなたの内面を信頼する。あなた自身が驚きとともに生きることを許す。これらは計画や準備からは得られない感覚。

「答えを考え出す」のとは全く異なる感覚を感じることができる、とPatriciaさんは言います。

 

明日はお待ちかねの「try this」をご紹介しますね。

 

 

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