この体験から得られた教訓
こんばんは。
快眠を得るために挙げられることが多いのが「寝る2時間以上前に夕食を済ませる」というポイント。
「そうなんだろうな~」とは思いつつも、実践に移すことはなかった私。
「寝る直前まで飲食を楽しむ」のが自分の流儀。自分の楽しみを殺してまで、快眠を目指す必要はない。そんな自分勝手な思いを持っていたんです。
でも、たまたま訪れた機会、つまりは、22時近くに帰宅せざるを得なかったという状況を活用(‽)し、わずか缶ビール1本を口にするだけで、ベッドへと潜り込んだ。そして、その結果、思いがけず翌朝の目覚めが最高のものになった。
実際のところ「寝る2時間以上前に夕食を済ませる」というルールからはかけ離れていました。寝る直前に飲んでいますので、守ったのは「寝る2時間以内に食べない」という部分のみ。お酒を飲んでいるのは「食べる」に含まれると捉えれば、なんらルールに沿っていませんね。
そんな状態であったとしても、ふだんの夜の飲食よりは相当マシだった。そして、得られた結果はそれ以上。
こうなると「もし本当に2時間以内に飲食しなかったら、どんな睡眠が得られるんだろう」という、前向きな問いが頭によぎるようになった。そして、自分が実践することになるとは思ってもいなかった「寝る2時間以上前に夕食を済ませる」という方法を試してみよう、試してみたい、という気分になってしまったんです。
この体験から得られた教訓は次の三つ。
・強制力を利用する
・完璧でなくてもよい
・成功体験を得る
自己啓発書や成功法則を謳う書籍に書かれていそうな内容ですね。
この手の書籍は、より良い人生を生きるための教訓に満ち溢れています。生き方を変えるための知恵を与えてくれるのは間違いありません。私もこれまで数多くの書籍を読んできましたし、今でも手にすることがあります。
でも、陥りがちな罠があることにも気づいています。その一つが、これらの本に書かれていることを実践しようとすると、構えてしまうことが多い、ということです。読書によって得た知恵を、なにか尊いものと捉えてしまう。完璧に着実にマスターしないと意味がないと思ってしまう。そして実際の行動を躊躇してしまう、という悪い方向に流されてしまう嫌いがあるんです。
考えすぎて実践できない。この罠にはまってしまっては、何も得られません。あくまでも「行動」が「結果」をもたらすのですから。
フットワーク軽く行動できるかどうか。これは成功に近づくためには外していけない要素です。
だから、こういう機会をうまく活用する。それが重要なのです。
明日に続けます。