時間管理の肝
こんばんは。
期せずして「快心の睡眠」を得ることができたという経験。
ここから得られた教訓は次の三つでした。
・強制力を利用する
・完璧でなくてもよい
・成功体験を得る
当然ながら、これらは睡眠だけにとどまるものではありません。私たちが望むものすべてに活用できます。それらを得るための過程において欠かせない方策・考え方です。
ひとつずつもう少し細かく説明しましょう。
まず一つ目の「強制力を利用する」。
このことについて話をすると関連してくるのが「時間管理」というテーマ。ですので、最初にこのテーマについて言及します。
あなたは「時間管理のマトリックス」をご存知でしょうか?
『7つの習慣』の著者スティーブン・コヴィー博士が提唱し、生産性や効率化というテーマにおいては、必ずと言っていいほど参照されるタスク管理法ですね。
タスクを「緊急度」と「重要度」で分類するため、「緊急度と重要度のマトリックス」とも呼ばれます。
その名の通り、その緊急度と重要度の度合いから4つの領域に分類します。
(A/第1領域)重要度も緊急度も高いタスク
(B/第2領域)重要度が高いが、緊急度が低いタスク
(C/第3領域)緊急度が高いが、重要度が低いタスク
(D/第4領域)重要度も緊急度も低いタスク
この4つの分類のなかで「B/第2領域」にいかに時間を投下できるか。それが時間管理の肝となります。
このマトリックスは非常にポピュラーなのでご存知のかたが多いとと思います。
もし、あなたが『7つの習慣』を読んでいないとしても、このマトリックスはご存知でしょう。先ほども述べましたように、時間管理について語られる際には、必ずと言っていいほど言及されますから。
私がこのマトリックスを知ったのも『7つの習慣』とは別の書籍からでした。その書籍名は覚えていませんが、『7つの習慣』ではなかったのは間違いありません。というのも『7つの習慣』の書籍の分厚さに圧倒されて、なかなか手に取ることができなかったからですw
この考え方を初めて知ったときには軽い衝撃を感じました。当時は社会に出て働き始めて間もない頃で、ただただ時間に追われていました。何も考えずに「緊急度の高い」仕事ばかりをやっていたんです。それらの仕事の重要度を考える余裕などなかった。いや、そういう観点すらなかった。
この考え方を知り「このままではまずいぞ」という危機感を覚え、時間の使い方を考え始めることになったのです。
もしあなたがこの考え方を今回初めて知ったということであれば、この出会いは貴重なものです。時間管理の要諦とも言える考え方を知った。その恵みは計り知れないと思います。
でも「知っている」だけではダメなんですよね…。
明日に続けます。