ポイントは「何を成功の対象とするか」
こんばんは。
期せずして、「快心の睡眠」を得ることができたという経験。
ここから得られた三つの教訓。
・強制力を利用する
・完璧でなくてもよい
・成功体験を得る
これらは睡眠にとどまるものではなく、私たちが望むものすべてに活用できる。
今日は3つ目の
・成功体験を得る
について。
私の快眠体験での成功は、たまたま缶ビール1本だけで就寝したら翌朝爽快感とともに目覚めることができた、ということ。(ちなみに、私は毎晩缶ビール1本、ワイン2グラス、日本酒2合が毎晩の晩酌習慣となっています…)
成功体験の重要性は言わずもがなですよね。
成功を体験することで、喜びを感じる。もっと頑張ろうと思う。そして、次の成功体験を得る。
この繰り返しで上昇ループに入っていくことができる。
これを活用しない手はありません。
ポイントは「何を成功の対象とするか」。
2番目の「完璧でなくてもよい」とも絡んできますが、大きな成功だけをその対象と捉えると生きづらくなります。
もし大成功を得られれば本望です。でも、そんな大成功はたやすく得られるものでもありません。努力の積み重ねでようやく得られたり、努力しても得られなかったり。後者になると結局いつまでも成功を得ることができない、ということになってしまう。
成功は目標の達成と言い換えることもできるでしょう。目標は2つに分けて考えないといけません。結果目標と行動目標の2つ。
プロスポーツ選手になる、年収1千万円を達成する、資産1億円を達成する、といった目標が結果目標。
毎日1時間練習する、昇進試験のために勉強する、投資について学ぶ、といった目標が行動目標。
先に書いた「大きな成功」というのは、結果目標を得たことに他なりません。結果目標の達成だけを成功と捉えると生きづらくなる、ということですね。必ずしも達成できるとは限らない。そんな対象を勝ち得ることができてようやく自分のことを認める、という考え方だと、死ぬまで成功できないかもしれません。
それよりも、日々の行動目標達成を成功と捉える。そうすることで、成功をより身近なものに感じることができます。さらに、その行動目標はできるだけ小さくしたほうがいい。
習慣化についての名著である「小さな習慣」では、腕立て伏せ1回を目標としていましたね。本当にこんなに小さなことでもいいんです。いや、小さくすべきなんです。
たとえ小さくても、自身が掲げた目標をクリアする。小さな成功体験を得る。そうすると、小さな自信が生まれる。
喜びと嬉しさといった感情を味わうと、「もっとやりたい」と自然と感じられるようになってくる。そうすると、続けられるんですね。
小さな成功体験を積み上げていくことで、いつの間にか大きな目標を達成できるようになる。
重要とは分かっているけど、実践を物怖じしてしまう、躊躇してしまうような、手ごわいタスク、苦手なタスクほど、できる限りブレイクダウンする。その小さな一つの塊をやっつけにいく。それを倒すことができたら、次の小さな塊に立ち向かう。
これは目標達成の肝と言えるでしょう。