「料理」からも、この効果を得られる
こんばんは。
「料理をする」ことは、健康維持・促進に大きく寄与しますが、それ以外にも見逃せないポイントがあります。
昨日は、
・外食やデリバリー等と比べて安上がり
・何があっても生きていけるスキルである
の2つを挙げました。
まだまだありますが、あともう1点だけ挙げるとすれば、
・精神の安定に役立つ
このことについて述べておきたいと思います。
炊事、洗濯、掃除。この3つは家事の代表格ですね。私たちの生活とは切り離せません。必要なことではあるけれども手間と時間がかかる。その手間暇を減らすために家電が発達してきた。それでも、それらの家電がすべてをやってくれるわけではありません。生来的にはロボットがすべてやってくれるかもしれませんが、現時点では私たち自身が労力と時間を投入する必要があります。
お金に余裕がある人はいくつかを、もしくはすべてをアウトソージングしているかもしれません。食事で言えばすべてデリバリーにするとか、家政婦さんやお手伝いさんを雇うとか。
・これらにお金を払ってでも、もっと大切なリソースである「自分の時間」を優先すべきだ。お金で時間を買った方がいい。
こういう話は聞いたことがあると思います。私もこの意見には同意します。
でも、これらの家事が精神面に与える影響にももっと目を向けた方がいい、というのが私の考えです。
掃除を見てみます。家の中の汚れ、ほこりを取り除く。物理的に環境がきれいになると同時に、心もスッキリしますよね。さらに、掃除機よりも、ほうきを使った掃き掃除と雑巾やモップを使った拭き掃除をすることで、もっと得られるものがある。それが「精神の安定」だと思います。
心が落ち着かない、ざわついている、弱っている。何かをやろうとしても集中できない、気持ちが落ち着かない。そんな時に掃く・拭くという、単純作業の繰り返しが不安的な気持ちを静めてくれる。
同じ作業を黙々と続けることで、いつしかその作業に集中し、悩みから解き放たれる。束の間だとしても、気持ちが落ち着く。こういう経験はありませんか？
料理も同じ。黙々とキャベツを切り続ける、肉を小分けに切り続ける。いつの間にかその作業に没入している。その間は心に曇りはない。
こういった「平穏な心の状態」を得るための方法はいろいろありますね。瞑想、ヨガはその代表格でしょうか。私のお勧めであるウォーキングも心を落ち着かせてくれると思います。
私たちの生活に更に身近である「料理」からも、この効果を得られる。このことを知っておくと、料理をすることを厭わなくなる、いや、もっとやりたいと思う。そう思っています。
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